3月
  3月30日(月)
 
  U−22日本代表のリオ五輪アジア二次予選グループリーグ2戦目の結果。
 ベトナム相手に2−0で勝利。勝点を6に伸ばし最終予選進出に王手。
 4231のフォメでの先発メンバーは、以下の通り。
              久保
     南野               中島
              矢島
        大島        遠藤
     山中   西野   植田   松原
              櫛引 

  DFの岩波が負傷離脱したこと以外は、現時点でのベストメンバーを組んで望んだ一戦。
 しかし、雨でぬかるんだ劣悪ピッチと、徹底的に引いて守り粘り強く戦うベトナムイレブンに苦戦。
 力関係以上に拮抗した内容&結果になった。これは、日本の戦いを「情けない」とみるのも正解だが、
 ベトナムを褒めることも必要だと感じた。ベトナムの日本人監督は、見事な仕事をしたね。
 最後まであきらめずに食い下がってくるいいチームだった。2位でもいいから最終予選に進んで、
 さらに経験値を上げて行ってほしい。ベトナムサッカーの未来のためにね(^^)

  さて、日本代表の試合内容に関しては、はっきり言ってがっかり。
 特に、海外から途中参加したエース候補のひとり久保は、まったくの期待はずれ。
 連携がまったく取れず独りよがりなプレーに終始して、いいところがひとつもなく、途中交代も当然。
 将来性やポテンシャルを感じるところもなく、後から出てきた鈴木武蔵のほうが断然上。
 同じく海外組の南野、彼も途中参加の弊害が出ていたが、まだ周りに合わせようという意思は感じら
 れたし、ポテンシャルの高さは窺うことが出来たので、まずまずだろう。
 2得点を挙げてチームを救った中島は、小柄だが優秀なポイントゲッターとしての能力を示した。
 かつての森島のような選手に育てば、A代表に食い込める可能性はある。

  中盤や守備の選手は、素材の良さを感じることは出来たが、現時点ではA代表には程遠い。
 ロシア大会に間に合いそうな選手はいなかったね。ただ成長過程の選手なので、これから最終予選、
 また本大会に出られたら、そこでの戦いで急成長する可能性は否定しない。
 しかし、、正直このメンバーで3枠しかない本大会に出られるのか?というと、不安しかないね。
 U−17を除けば今まで年代別の大会で、いつも世界目前で途中退場させられてきたメンバーだけに、
 アジア全体の底上げ急成長、日本全体の停滞感を踏まえると、敗退の可能性も50%くらいある。
 5回連続で出場を果たしてきたオリンピックも、もう出場が当たり前ではなくなった。
 よっぽど気合を込めて戦わないと、少なくとも昨日みたいな試合をしていたら、まず無理だと思う。
 
  ハリルホジッチの日本代表は、素晴らしいスタートを切った。その影響が、このアンダー世代にも
 波及することを願って止まない。幸いにもハリルは育成年代も見てくれるそうで、手倉森監督も、
 A代表のコーチに名前を連ねている。両者の連携で、このチームにもハリル魂が注入されれば、
 また違ったチームが見られるかもしれない。今は、その期待しかないね(^^;)

  3月29日(日)
 
  ハリルJAPANの船出の一戦チュニジア戦は、2−0と勝利!
 まぁ見所満載な、最近では記憶にないくらい面白い試合だったね〜(^^)
 スタメン(交代メンバー)は以下の通り。
              川又→岡崎
       武藤→宇佐美        永井→本田
              清武→香川
         山口→今野        長谷部
     藤春     槙野    吉田    酒井宏→内田
                権田

  この試合での注目点は、戦前のハリル発言を踏まえた上で次の4つ。
 @勝敗 まずは勝利を目指すという強い意志を、実際に試合の上で実行できるかどうか。
 A守備ー球際の強度・激しさ 日本が世界で戦う上でいちばん足りないもの。
 B攻撃ー縦への速さ 従来のポゼッション重視からカウンターの併用へ
 C新戦力の見極めと従来戦力の適応力 新しいメンバーに代表としての資質があるか。
   また従来の主力だった選手に、新しいサッカーへの適応力があるかどうか。

 @勝敗 これは、FIFAランキング上位(25位)のチュニジアに2−0で勝ったことで、○
  ホームの親善試合&相手は長距離移動+時差ぼけ状態であったこと、
  また比較的相性のいい相手(過去3戦3勝)であったことを考慮しても、
  就任2週間でたった3日の練習時間しかなかったことを考えれば、
  この勝利は素直に評価してもいいと思う。とにかく宣言どおり勝ったことが、大きい。

 A守備 ハリルが指摘していた日本代表にいちばん欠けていた部分であるプレー強度。
  それを上げるためには、すぐに出来ることー球際を激しく戦う。引いて守るのではなく
  一歩でも前で押し込むプレッシング。中長期的な課題ーフィジカル強度を上げること。
  そのすぐにでも改善できることとしての球際での強さ、これは実践できていたと思う。
  すべての選手が球際で戦っていた。プレッシングも勇気を持って挑んでいた。
  これは、この試合でのいちばんの収穫だったと思う。ハリルも素直に褒めていたね(^^)
 
 B攻撃 縦への早さを求めるプレー。これは、足の速い選手を3人前に並べて、DFの裏を狙わせ、
  そこへボールを奪うや否や手数をかけずワンタッチ・2タッチですばやく通す。
  この意識付けは、やりすぎるくらい出来てたね。ただ意識しすぎて雑になってしまって、
  成功していたとは言い難いけど、少なくともやろうという意欲は十分に示した。
  初めて組んだメンバーだから、連携面で上手くいかないのは仕方がない。今はこれで十分だと思う。
  後半途中から入った従来の主力メンバーは、相手がばてていたこともあり、余裕があった。
  香川は、元々ワンタッチプレーが上手い選手だから、水を得た魚のようだったね(^^)
  岡崎も、裏抜けプレーは得意中の得意。これも問題ない。いちばん苦労するかな?と思っていた本田
  は、さすがな対応力を見せたね。1G1Aの見事な結果。

 C 選手評価 まず新戦力候補から。ワントップの川又ーすべてにまだまだな感じはあるが、その
   フィジカル(バネと柔軟性)に可能性は見せた。引き続き呼んで欲しい選手。FW永井ー速さは
   見せたが、フィジカル・テクニック共未熟さが目立った。次回呼ばれるかどうかは微妙。今後次第。
   FW宇佐美ー本田・香川と共存できるポテンシャルの高さを見せた。ただ短い時間だったので、
   本当の評価は別。守備や運動量を評価されていない。最初からフルで出て、最後まで走れて守備も
   できて、今日くらいの攻撃力を見せれたら、ロシアW杯の主力になれる。SB藤春ー最初はぎこちなさ
   が目立ったが、次第に馴染んできていいプレーも見せていた。そのスピードは長友2世。期待しよう。
   DF槙野ー新人ではないが、ハリルによって再発掘された選手。今日のようなプレーを持続できれば、
   レギュラーは難しいと思うがサブとして潜り込める可能性あり。
   GK権田ーバランスの取れたいいキーパーになってきた。これからも注目。
   
   従来の主力だったメンバーの評価。本田・香川・岡崎は問題なし。
   FW武藤ー新戦力に入れてもいいが、一応最近ではずっと試合に出てた選手だからこちらで。
   前半は、左サイドにあまりボールが配給されなかったこともあって、消えていることが多かったが、
   そのポテンシャルは十分見せた。これからも期待したい選手のひとりだが、競争は厳しい。
   乾・宇佐美といったテクニック系の選手との違いをいかにアピールできるかが勝負。
   MD清武ー香川の控え以上でも以下でもないといった感じ。今のままだと新戦力が台頭してきた場合
   その座も危うくなるね。技術は香川とそん色ないものを持っているが、メンタル面で「優しすぎる」 
   MD山口ー長期の怪我から復帰した割には、特に守備面でいいプレーをした。
   今後は同タイプの今野との競争。また今回はサブメンだが、米本も強力な同タイプのライバル。
   攻撃面でのプラスαを出せるかどうかが分かれ目。
   MD長谷部ー新顔が多かった先発組の中で、うまくバランスを取っていた。さすが。ただ3年後まで
   今の水準を維持できるかどうか。個人的には、頼りになるベテラン・キャプテンとして頑張って欲しい。
   DF吉田ーDFラインの統率者として、中心選手の貫禄が出てきた。プレミアで頑張ってる成果も出て
   いる。将来のキャプテン候補だろう。SB酒井宏樹ー成長を見せる期待の大型SB。内田のような
   センスや技術はないが、当り負けしない強いフィジカル、空中戦に対応できる高さを持つ。高速クロス
   という攻撃の武器も持っている。守備の安定感が増せば、レギュラー奪取も十分可能。
   
  ハリルホジッチ監督に関しては、次のウズベキスタン戦が終わってから、総合評価したいが、
 今の時点では、期待以上の素晴らしい監督。この一言(^^)

  3月28日(土)
 
  昨日行われた日本代表サッカーの結果。
 まず、マレーシアで開催されている公式戦U−22アジア選手権(リオ五輪アジア予選)の二次予選。

  マカオ・ベトナム・マレーシアと争うグループリーグの第1戦、マカオには7−0で勝利。
 メンバーは、GK 櫛引 DFは右から松原・岩波・奈良・山中、MDは原川・遠藤→矢島・豊川→南野、
 FWは右から野津田・鈴木→安在・浅野
 3試合を中一日の強行日程&猛暑+多湿の環境で行われるので、メンバーはターンオーバーを予定。
 従って、この初戦がベスメンというわけではなさそう。
 また、海外組の南野・久保は、チームに拘束権があるので、出場できる試合も2試合までと決まっている。
 まぁいわば、この二次予選というのは、最終予選・本大会に向けた選手選考のためのサバイバル。
 勝敗・内容よりも、個人の能力・資質を確かめるための大会と考えた方がいいだろう。

  試合は、BSフジで生放送されたので、しっかり見させてもらったが、はっきり言ってお寒い内容。
 7−0のスコアも当たり前の相手なので、正直つまらなかった。
 その中で、目立った(将来性を感じた)選手は、FWの鈴木と南野、MDの遠藤・矢島、DFの岩波
 彼らは将来A代表に入ってくる可能性があるかな。まぁまだ可能性だけだけどね。。
 これからもっと厳しい相手と戦ってみないと、真価は分からない。

  明日は、日本人監督のベトナムが相手。注目選手はFWの久保とMDの大島。
 マカオよりは骨のある相手だと思うので、どんなプレーを見せてくれるか楽しみだ♪
 A代表の試合については、明日にしよう。

  3月21日(土)
 
  先日、新生日本代表の船出となるテストマッチ2試合のメンバーが発表され、
 その様子は、後半の記者との質疑応答部分を除いて、JFAのサイトで生中継された。
 それを見ての感想だが、ますますハリルJAPANへの期待が膨らんだね♪
 
  まず、その人数。通常なら23名のところを31名も呼び、さらにバックアップメンバーとして、
 12名を発表。総勢43名の名前が紹介されたこと。
 これは、ハリルホジッチ監督が述べていた通り、「競争」を促すため。
 日本代表への道はすべての選手に開かれている。だから頑張れ!というメッセージに他ならない。
 現状では、ベストメンバーもベストフォメもない。すべて一からの競争ということだ。
 もちろん、まだ選手を詳しくは知らないだろうから、実際の試合は、既存のメンバーが中心になるだろう。
 でも、そこでふがいないプレーをした選手は、どんどん落とされるだろうね。
 たぶんもぅ、練習の時から激しい競争が生まれるはず。それがいちばんの期待。
 それでは、メンバーを見てみよう(太字は怪我人)。

  GK: 川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー) 東口順昭(ガンバ大阪)
      西川周作(浦和レッズ)  権田修一(FC東京)
    通常なら3名のところだが、これからは競争を促すため常時4名を呼ぶそうだ。
    もちろん公式戦になれば、ベンチ入りできるのは3名という決まりはある。
    チームで試合に出ていない川島は、もう崖っぷち状態。他の3人は正GK奪取の大チャンス。

  DF: (右SB)酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ) 酒井宏樹(ハノーファー96/ドイツ)
            内田篤人(シャルケ04/ドイツ)
      (CB)吉田麻也(サウサンプトン/イングランド) 水本裕貴(サンフレッチェ広島)
          昌子源(鹿島アントラーズ) 森重真人(FC東京) 槙野智章(浦和レッズ)
      (左SB)太田宏介(FC東京) 藤春廣輝(ガンバ大阪) 長友佑都(インテル/イタリア)
    現在レギュラーの内田・長友は、怪我で出場は出来ないだろうが、直接ハリル哲学を伝える
    という目的で呼ばれている。復帰の槙野、初選出の藤春というのは、フィジカルとスピードを重視
    するというハリルのメッセージかもしれないね。また、SBでは山中・松原、CBでは岩波・植田と
    いったUー22(オリンピック候補)からの抜擢も、今回は日程が重なった関係で呼べなかったが、
    これからは十分考えられる。

   MF:長谷部誠(フランクフルト/ドイツ) 柴崎岳(鹿島アントラーズ) 今野泰幸(ガンバ大阪)
       青山敏弘(サンフレッチェ広島) 山口蛍(セレッソ大阪) 
       香川真司(ボルシア・ドルトムント/ドイツ) 清武弘嗣(ハノーファー96/ドイツ)
    遠藤の落選が注目されたけど、3年後のロシア大会に39歳になることを考えたら、至極全うな選考。
    ただ、本当に大事な試合で必要ならば呼ぶということだから、完全に切ったわけではない。
    とはいえ遠藤には申し訳ないが、そんなことにならないよう若手には頑張って欲しいね(^^;)
    青山・山口の復帰も、自然だろう。細貝はチームでもベンチ外が続いてるから、仕方ないね。
    
   FW:本田圭佑(ACミラン/イタリア) 永井謙佑(名古屋グランパス) 小林悠(川崎フロンターレ)
       岡崎慎司(マインツ05/ドイツ) 大迫勇也(ケルン/ドイツ) 興梠慎三(浦和レッズ)
       乾貴士(フランクフルト/ドイツ) 武藤嘉紀(FC東京) 宇佐美貴史(ガンバ大阪)
    ここは、3トップと考えれば、この並び順の分かりやすい競争関係が見える。
    注目は、なんといっても永井。ロンドン五輪で見せたワールドクラスのスピードが活かされれば、
    日本の強力な武器になるのは間違いない。シュート技術ではワールドクラスの宇佐美も注目。
    今までは、オフザボールの拙さ、運動量のなさ、守備での貢献度の低さで選ばれてなかったけど、
    ハリルによって「化ければ」、武藤の強力なライバルにのし上がって来るだろう。

 <バックアップメンバー>
  GK:林彰洋(サガン鳥栖)
  DF:塩谷司(サンフレッチェ広島) 鈴木大輔(柏レイソル) 千葉和彦(サンフレッチェ広島)
      車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
  MF:谷口彰悟(川崎フロンターレ) 米本拓司(FC東京) 大森晃太郎(ガンバ大阪)
      高萩洋次郎(ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFC/オーストラリア)
  FW:柿谷曜一朗(バーゼル/スイス) 川又堅碁(名古屋グランパス) 豊田陽平(サガン鳥栖)
   
  このバックアップメンバーも面白いね。
 DFの塩谷やFWの3人なんかは、正規メンバーでもおかしくない。
 DFの車屋というのは知らなかった選手。大学出の新人らしいけど、注目だね。
 個人的にはMFの米本・高萩に注目。将来のレギュラー候補だと密かに期待してるんだ(^^)
 さて来週に迫ったチュニジア戦、ウズベキスタン戦。楽しみに待つとしよう♪

  3月17日(火)
 
  ダビド・ハリルホジッチ氏の日本代表監督就任が決定。
 就任会見もスカパーの生放送で全部見た。
、霜田強化委員長が、「今この時期に、日本に呼べる最高の監督に来ていただいた」と紹介していたが、
 まったくその通りで、日本にはもったいないくらいの監督。他にも条件のいいオファーがいくつも来ていた
 らしいから、よくぞ日本を選んでくれたな。。と感謝だよ。

  ハリルホジッチ監督に対する期待は、岡崎がインタビューに応えて述べた以下の言葉に尽きる。
 「ブラジルW杯で負けて帰った後、ドイツとアルジェリアの試合を見て、日本代表として戦った試合が、
 情けなく思えました。自分らしさとかではなく、もっと何かが欠けていたんじゃないかなって思わされた
 試合で衝撃でした。そのチームを率いていた監督が来るということなので、すごい楽しみです」

  就任会見で見たハリルホジッチ(以下ハリル)の人柄に関する印象は、
 厳格だが冷徹ではなく「熱い」監督。本人自ら「サッカーに人生を捧げている」と言い切れるくらい
 その仕事に対する情熱には半端ないものを感じた。彼ならきっとやってくれると思う。
 さっそく次の日からJリーグの試合を見に行ってるし、他の試合もすべてビデオで見たという。
 さらに、3日間連続の10時間に及ぶスタッフミーティング。それも現場スタッフだけじゃなく、
 メディカルから広報・事務方まで代表に関わるスタッフ全員参加。そこで仔細に要求を伝えたという。
 本気で勝つ気があるなら、とことん俺について来い!という感じで、いいね〜(^^)

  月末のテストマッチ2試合の選手選考に関しても、時間がないながらも、
 できるだけ自分の目で選びたいようだ。明日も急遽予定を変更して試合を見に行くらしい。
 日本から打診があった2ヶ月前から、日本の研究に着手していたらしいから、もう既にある程度の
 青写真は描けているのだろう。それを実際に選手と接してみて、どう現実の試合に落とし込んでいくか、
 今はそれを模索している段階だろうけど、どんな試合を見せてくれるか楽しみだね(^^)
 もちろん、強化のためには長いスパンで考えなければならないから、最初から100%は望んでいない。
 その進むべき道筋に明かりを灯すような、前途に「夢」を持てるような、そんな試合を期待している(^^)

  3月12日(金)
 
  U22日本代表のテストマッチ対ミャンマーは、9−0の圧勝。
 まぁ完全に「かませ犬」だったけど(笑)、勢いをつけるには、良かったね。
 3月に行われるオリンピックのアジア一次予選は、マカオ・ベトナム・マレーシアと、
 東南アジアの格下相手なので、その対策にも、ちょうどいい相手だったと思う。
 このグループは、最終戦の大会開催国であるマレーシアに注意するくらいかな。
 勝ち負けよりも、狙っている戦い方ができてるかどうかやチームとしての完成度が問われるところ。
 本当の勝負は、来年1月カタールで開催される最終予選大会だね。

  まずチーム構成を見てみると、U17世界大会でベスト8に入った時のメンバー(太字)が攻守の中心。
 GKは、櫛引政敏(清水)・中村航輔(福岡)・牲川歩見(磐田)。
 いずれも長身で、チームでレギュラーを張っているから経験値もそれなりにある。
 昨日は、前半が櫛引、後半が中村といった使い分けをしていたが、競争はこれからも続くだろう。
 CBコンビの岩波 拓也(神戸)・植田 直通(鹿島)は長身かつ屈強で、足元の技術も抜群。
 将来のA代表を背負って立つ期待の逸材だ。この試合でも、ほとんど隙を見せなかった。頼もしいね。
 SBは、山中 亮輔(柏)と松原 健(新潟)。いづれもスピードがあって、いいクロスを持っている。
 
  前線では、鈴木武蔵(新潟)・中島翔哉(東京)が、それぞれ4点づつ取って期待通りの活躍を見せた。
 これに、現在欧州で頑張っている南野拓実(ザルツブルグ)・久保裕也(ヤングボーイズ)といった、
 点取り屋が加わるからまず万全。海外組からの刺激もいい方向に向かうと思っている。
 中盤(ポランチ)は、キャプテンの遠藤 航(湘南)と昨日は故障で出てなかったが、
 川崎フロンターレで中心選手として活躍中の大島僚太が軸になるだろう。
 昨年までレンタルで愛媛にいた原川力(京都)も面白い存在だ。昨日はいい仕事をしていたね。
 
  このヤングJAPANで注目しているのは、実は中盤。
 手倉森監督は、小器用な選手よりもハードワークできる「強い」選手を選んでいる。
 これはすごくいいことで、ワタシも大賛成。ここのところの世界大会で日本代表がいい結果を残せない
 のは、この中盤の「強度不足」が原因だと思っているので、まずは「戦える」メンタルとフィジカル。
 上手いだけの選手は、日本にはゴロゴロいるが、世界で戦うには、プラス強さが必要。

  昨日のなでしこアイスランド戦もそうだったが、
 上手さを生かすためには、それをフォローできる強さが必須。車の両輪。
 宮間をトップ下やサイドに上げて、その下のボランチに宇津木・阪口を配したのは大正解。
 前半に先発したサブ組には、創造性がなかった。よって点が取れなかった。
 しかし、後半に入り宮間・大儀見・宇津木を投入すると、あっという間に3点取ってしまった。
 宇津木を中心に中盤でしっかり守って、前線の宮間のアイデア、大儀見の決定力を活かす。
 これが、なでしこのベストスタイルだよ。本当は本大会まで隠しておきたかったかもしれないけどね(^^;)
 
  DFラインの守備は、岩清水・川村のCBに、鮫島・上尾野辺のSB。
 こちらは、まずまずの出来。しかし、あまり参考にならなかったね。
 アイスランドは、組織的な守備は良かったけど、いかんせん攻撃に決定力がなかった。
 アメリカやドイツ・フランスのような迫力・怖さもなくアイデアもない。あれなら勝って当たり前。
 中盤の宇津木の守備が効いてたから、CBラインの守備の負担も少なかったしね。
 だから、ほとんどバタバタした場面はなかった。
 まぁ昨日は、ノリオさんがバカじゃなかったというのが分かったのが、収穫だったよ(笑)
  
  3月11日(水)
 
  東日本大震災から丸4年。
 昨年は、ランちゃんを亡くして間もない時期ということで、特別な感慨もあったが、、
 今年は特になし。自分のふがいなさにうなだれるばかりで、世間の動向にも無関心になってきた。
 自分を取り巻くのはマイナス要因ばかりで、いつ「鬱」になっても不思議ではない精神状況。
 ただ根っからの楽天気質と、菩薩能年ちゃん&日本代表サッカーへの夢と希望だけが、
 かろうじて今の自分を救ってくれてるような感じ(苦笑)

  今晩は、リオ五輪に挑戦するU22日本代表のテストマッチ+なでしこのアルガルベ杯最終戦。
 でも、こういった本来マイナーな試合が「地上波無料放送」で見られるなんて、昔なら考えられないよ。
 そのありがたみを噛みしめながら、観戦しよう(^^) 感想はまた明日♪

  3月10日(火)
 
  女子サッカーアルガルベ杯の3戦目フランス戦の結果、1−3で逆転負け。
 前半の日本は、押し込まれながらも粘り強い守備で踏みとどまり、連携を生かしたワンチャンスを
 ものにして先制。強豪相手に理想的な試合運びが出来た。
 先発メンバーもほぼ予想通りだったが、やっぱり宮間をボランチに置く布陣は変わらず。
 宮間の場合、守備的にはまったく効いておらず、これが後々ボディブローのように日本を苦しめる。

  後半もフランスの猛攻が続く。フィジカルで負けない宇津木の奮闘でなんとか凌いでいたが、
 後半になり連戦の宇津木に疲れが見えて阪口に交代したあたりから、フランスのパワー・スピードに
 中盤が持ちこたえられなくなり、ますます押し込まれる展開に。DFラインの底でパスを繋ぐのにも
 汲々とする有様で、ロングボールでクリアするのが精一杯。FWも守備に下がらざるを得なくなり、
 カウンターのチャンスさえ作れない。後半に関しては勝機はまったく無かったと言っていい。完敗だ。

  まず、力関係でフランスとはまったく勝負にならなかった。完全に格上の相手だった。
 体格・パワー・スピードといったフィジカルで完全に負けていて、大人と子供の試合のようでもあった。
 技術もしっかりしていて、組織も整っていた。メンタルも強い。日本が付け入る隙はなかったね。
 唯一対抗できそうだったのは、運動量の部分だったが、これも後半になってガス欠。
 これで勝てるなら、奇跡に近いよ(笑)

  ドイツ大会までは、パスを繋ぐ技術や組織力で優位性を持っていた日本だが、
 それに刺激された欧米各国がそれを身につけるようになって、女子サッカーのレベルが格段に向上。
 元々フィジカルで大きく劣る日本に勝ち目はなくなってきたということがはっきりした。
 残念だが、これが現実だろうね。カナダのW杯もあまり多くを望まないほうがいいと思う。
 男子と同じく、予選リーグを勝ち抜けたらまず成功。ベスト4で大成功といったところだろう。

  もし勝機があるとしたら、90分間走り切れるだけのスタミナを全員が身につけたときだけだろう。
 また環境面で今度の大会は人工芝でパススピードが速くなるということ。
 これはショートパス主体で細かく繋ぐ日本にとっては、かなり有利な条件であって、
 その利点を生かすためにも、パスコースをたくさん作るための「運動量」が勝負の鍵になるからだ。

  あと、やはりセンターラインには、外国人に負けないフィジカルを持った選手を最低一人は置くこと。
 特にボランチの人選は、もっと考えて欲しい。屈強な外国人を相手にしても体をぶつけられること。
 逃げ回ってるような守備では、押し込まれるばかり。個々は弱くても人数をかけて守る方法もあるが、
 それは逆に言えば、他に穴を作ることにも繋がるわけで、人数をかけても奪えなかった場合、
 空いたスペースにボールを送られることになるわけで、そこから急所のパスやクロス・シュートを
 フリーで打たすことになってしまう。スタミナや集中力があるうちは何とかなっても、やっぱり苦しいよ。

  宮間のフリーキックは大きな武器だから、出来たら外したくはない。SHで使のがベターだと思うが、
 どうしてもボランチで使うなら、宇津木・川村といった守れる選手をセットにすることが必須だろう。
 それと、右SBの近賀の不調が大きかったね。どうしちゃったんだろう。PKも与えちゃったし。
 全盛期の切れもスピードもなかった。あれでは外されても仕方ないね。
 他では、大野も劣化してるね。もうスタメンは厳しいんじゃないか?
 全般に年齢層が高くなってるので、運動量を重視するなら若手の抜擢をもっと考えた方がいい。
 ドイツ大会の布陣がほぼそのまま残ってるようでは、、苦しいねぇ。。
 本番で、どう立て直すか。。ノリオさんのお手並み拝見といったところだね(^^;)

  3月 7日(土)
 
  本日、Jリーグが開幕!
 ガンバ対FC東京の試合をNHKで見たけど、面白かったね♪(2−2のドロー)
 ワタシは、Jリーグの中では昔からFC東京のファン(2度東京のホームゲームを見たという親近感から)
 0−2から同点に追いついた武藤のミドルシュートには痺れた。
 1点目のPA内でDFを背負いながら強引にねじ込んだシュートにしても、
 基本フィジカルがしっかりしてるから出来る芸当。日本人では数少ない世界基準のストライカーだ。
 ハリルホジッチの新生日本代表でも、きっと軸になってくれるFWだと確信したよ(^^)
 ただ、既に開幕してるACLにおけるJリーグ勢のふがいなさについては、言いたいことがたくさんある。
 それについては、また今度。

  女子サッカーはアルガルベ杯の2戦目、ポルトガル戦。
 スタメンを総入れ替えしつつ、3−0の完勝。
 その勝因。まず1戦目に比べて体の切れが元に戻っていたね。芝も短く刈られてたみたいで、
 普通になでしこのサッカーができる条件が、内外共に揃っていたということ。
 そして、新しく入ったメンバーのモチベーションも高く、その能力も高かったこと。
 特にボランチに入った宇津木のプレーは、外国人に負けないフィジカルが生かされていた。
 ワタシは、前から宇津木をセンターラインに置けという主張だったから、納得だったよ(^^)

  CBの川村もよかった。もう完全に岩清水・熊谷と並んだね。
 田中明日菜も、本職ではないにも関わらず、そつなくこなしていて、ちょっと見直した。
 前も中盤も後ろも出来るユーティリティプレーヤーとして、メンバーに入れといてもいいかな?と思ったよ。
 SBのふたり、有吉・上尾野辺は、近賀・鮫島のサブとしては十分な働き。
 スタメンの二人が調子が悪ければ、取って代われるぞ、というのを見せ付けたのは収穫だろう。
 FWでは、代表初出場の横山が持ち味を出した。このまま代表に定着してもらいたい。
 ただ、守備とかポジショニングとかは、まだまだという感じなので、先発スタメンは厳しいかな?
 しかし、あの思い切りの良さは、スーパーサブにはうってつけ。前回W杯の川澄のような存在だ。

  さて次は、FIFAランク上位かつグループ内で最も強いフランスが相手。
 この戦いで通用する選手が、本番W杯でも重要な選手になってくるだろう。
 フランス戦の私流ベスメン(4ー4ー2)
 GK 海堀(予定通りのローテーションとして)
 CB 川村・熊谷(フランスリーグで活躍中&高さ対策)
 SB 近賀・鮫島(二人とも調子が悪ければ、途中交代あり)
 MF 宇津木・阪口(攻撃力のあるフランス相手にはまず守備力重視。宮間では無理)
 SH 宮間(キャプテンとして外せない。442で使うならこのポジしかない)
    川澄(大野・安藤という選択もある)
 FW 大儀見(エース)・菅澤(フィジカルがあって高瀬よりFWとしてセンスが上。さらなる成長期待)

  3月 5日(木)
 
  新しい日本代表監督もハリルホジッチに決まりそうだし、女子のプレW杯アルガルベ杯も開幕。
 今年のサッカーシーズンが本格的にやってきたね♪
 
  ハリルホジッチは、東欧の知将としてサッカーファンの中では定評のあった人物。
 先のブラジルW杯でも、前評判の低かったアルジェリア代表を指揮してベスト16入り。
 優勝したドイツに、そこで延長戦の末敗れてしまったが、実質的な大会MVPだったGKノイアーの
 再三のスーパープレーにやられただけで、戦術的にはドイツを凌駕。
 大会優勝国のドイツを最も苦しめたチームとして、大絶賛された監督。
 ワタシも、ブラジル大会の試合は全部見たが、コスタリカと並んで最も印象に残ったチームだった。
 アギーレもよかったけど、それに勝るとも劣らない知将。
 その監督が、この次期フリーでいたことは日本にとってすごくラッキーだったね(^^)
 ハリルについては、また詳しく書こうと思ってるが、本当に楽しみな監督。

  さて、アルガルベ杯の女子代表だが、
 初戦のデンマーク戦を1−2と落として、黒星スタート。
 デンマークは、想像以上にいいチームだったが、日本が普通の状態だったら、当然勝っていたチーム。
 何故か分からないが、あまりにも単純なミスが多く、あれでは負けて当然。
 後半から立て直すかと思ったら、最後まで同じだった。
 大会前に練習で負荷をかけすぎて、コンデションが悪かったのか?としか考えられない出来だったね。
 芝が長く重かったのも、パスサッカーでフィジカルの弱い日本には響いたのかもしれないが、、
 それにしても、酷い出来だったよ(^^;) まぁ次戦に期待だ。