4月
  4月15日(水)
 
  2018ロシアW杯アジア地区二次予選のグループ別組合せが、以下の通りに決定。
 ()内は4月抽選時点でのFIFAランクで、グループの並びはそれに従ったシード順になっている。

 ▽A  UAE(68) サウジアラビア(95) パレスチナ(140) 東ティモール(152) マレーシア(164) 
 ▽B  オーストラリア(63) ヨルダン(103) タジキスタン(143) キルギス(153) バングラデシュ(167)
 ▽C  中国(82) カタール(99) モルジブ(141) ブータン(163) 香港(167) 
 ▽D  イラン(40) オマーン(97) インド(147) トルクメニスタン(159) グアム(175)
 ▽E  日本(50) シリア(126) アフガニスタン(135) シンガポール(162) カンボジア(179)
 ▽F  イラク(86) ベトナム(125) タイ(142) インドネシア(159) チャイニーズ・タイペイ(179)
 ▽G  韓国(57) クウェート(127) レバノン(144) ミャンマー(158) ラオス(178) 
 ▽H  ウズベキスタン(73) バーレーン(108) フィリピン(139) 北朝鮮(157) イエメン(170)

  最終予選に進めるのは、H&A方式により戦うリーグ戦で、各グループの1位になった8カ国と、
 2位の中で成績上位になった4カ国の合計12カ国。(自動的に次回アジアカップの出場権も獲得)
 最終予選は、抽選により6カ国づつ2グループに別れて、H&Aの総当りリーグ戦を戦う。
 各グループの2位以上になった4カ国は、無条件にそのまま本大会の出場権を得るが、
 3位になった場合は大陸間プレーオフの出場権をかけて、再びH&Aで戦うことになる。
 しかし、噂通りロシアW杯のアジア出場枠が4.5→4に減らされた場合は、3位になった時点でアウト。
 
  さて、各グループの展望だが、
 グループAーUAEとサウジの1位争いだが、3位以下の国と力の差があるので、この2カ国で決まり。
 グループB−オーストラリア1位、ヨルダン2位でほぼ決まり。ここもこの2各国でガチ。
 グループC−中国・カタールの1位争い。ここもこの2カ国で無風状態。
 グループD−1位イラン2位オマーンで、決まり。
 グループFー1位イラクは決定だが、2位争いは混沌。新興国のベトナムとタイの争いか。
         勝点が割れれば、2位になっても最終予選に進むのは苦しいだろう。
 グループG−韓国が有力だが、クウェート・レバノンといったくせ者に苦戦する可能性も。
         ここも星が分かれそうなので、2位になったチームは脱落濃厚。
 グループH−最悪の激戦区。ウズベキスタンが最有力だが、バーレーン・北朝鮮は不気味。
         混戦になれば、1位突破しないと脱落必至。
 グループEー日本の1位抜けは確実。2位は本来ならシリアが最有力だが、内戦状態がどう響くか。
         ここも2位以下は、最終予選進出は厳しいとみる。

  最終予選(2016年6月〜)の予想12各国
 1位予想ーUAE・オーストラリア・カタール・イラン・日本・イラク・韓国・ウズベキスタン
 2位予想ーサウジアラビアヨルダン中国オマーン・ベトナム・クウェート・バーレーン・シリア
 1位抜けがほぼ確実な豪州・イラン・日本以外は、2位になった場合のことを考えれば、
 当然得失点差も気になるので、弱いところからは徹底的に大量得点を狙う必要があり、
 なかなかメンバーを落とせないことから、最終予選を睨んだ思い切ったテストはやり辛いだろう。

  日本は、対戦国のレベルを考えれば、「全勝&無失点」がノルマ。
 唯一危惧されるシリア・アフガンといった内戦状態の国とのアウェーマッチだが、
 これは、ほぼ100%中立地での開催が予想されるので、心配する必要はないだろう。
 (シリアはカタール、アフガンはモルジブが予想されている) 
 ということで、相手によっては国内組だけで戦うことも十分考えられる。
 
  今回のミッションとしては、「全勝&無失点」以外に、新戦力のテストも重要だ。
 若い可能性のある選手を、国内外問わず積極的に起用できる公式戦(真剣勝負)というのは、
 厳しい戦いになる最終予選を考えれば、この2次予選と8月にある「東アジア選手権」しかない。
 東アジア選手権は、選手の拘束権がないので、国内組が中心になるだろうが、
 韓国・中国・北朝鮮といったガチの相手なので、最終予選メンバーへの「生き残り」をかけた
 「選考試合」の意味合いも大きく、相当熱い戦いになるだろう。今から楽しみだ(^^)

  2015年 6月16日(火)  シンガポール 対 日本(A)
       9月 3日(木)   日本 対 カンボジア(H)
       9月 8日(火)   アフガニスタン 対 日本(A)
      10月 8日(木)   シリア 対 日本(A)
      11月12日(木)  日本 対 シンガポール(H
      11月17日(火)  カンボジア 対 日本(A)

  2016年 3月24日(木)  日本 対 アフガニスタン(H)
       3月29日(火)  日本 対 シリア(H

  4月 3日(金)
 
  サッカー日本代表チュニジア戦ウズベキスタン戦をふり返って。
 新監督を迎えて新しいスタートラインに立った選手たち。今回は負傷欠場を除いては29名の選手が
 試されたわけだが、たぶんこの1年間(アジア二次予選)は、もっと多くの選手が試されると思う。
 今回は就任して間もなかったということから、自分の目で選んだ選手は少なかっただろうから、今後
 Jリーグや海外リーグを見て回って、また新たな選手を自ら発掘してくる可能性が高い。
 それがどういう選手になるか、まったく見当がつかないだけに、非常に面白い。
 よって、今回活躍した選手にしても、いまいちだった選手にしても、まったく条件は一緒。
 「私のチームにレギュラーはない。そのとき最も調子のいい選手を呼ぶ」とはっきり断言した監督。
 その時の試合の重要度や相手によって、メンバーはかなり変えてくる可能性が高い。
 そういう前提で、今回召集された選手の評価と課題を考えてみたい。

  まずGK。権田と川島という新旧の対極にあるふたりが試された。権田は、最近の好調・安定ぶりが
 そのまま試合で発揮されていて合格点だったと思う。総合力も高く、後は経験値だけだろう。
 川島は、一時の不安定な状態からは脱出しているように見えた。ベルギーリーグに所属し世界相手の
 経験値では他の追随を許さないところが+ポイント。しかし、チームで出番を失っている現状が続けば、
 レギュラー剥奪は時間の問題。徐々に若いGKに取って代わられるだろう。
 東口・西川はリーダーシップの点で、あまり闘争心を表に出すタイプじゃないのが、ハリル監督には
 「もの足りない」印象を与えている可能性がある。そこはもうちょっとアピールが欲しいかな。能力的には
 そん色ないものを持ってるので、今後に期待だ。

  CBー吉田・森重はレギュラー候補筆頭。特に吉田は海外での経験値&高さで外せない。森重は
 対人能力の強さ、フィードの正確さで、一歩リードという感じか。槙野・水本は、今後の活躍次第。
 経過観察といったところか。槙野はスピード、水本は空中戦に強さがある。昌子は新人期待枠。
  SB−内田・長友は、怪我の状態次第。このまま調子が上がってこなければ、少なくともレギュラーに
 とどまるのは厳しいだろう。全盛期の能力を発揮できれば、もちろんOKだが。。
 彼らに続く二番手としては、酒井剛徳は確実。左右共に安定感が出てきた。球際も強く、縦にも速い。
 酒井宏樹は、高さと対人の強さは文句なし。ただ、性格の優しさがプレーに出てくる時があり、
 それがどう評価されるか。。太田は、その左足のクロスは大きな武器。速くて正確な世界基準のクロス。
 ただ、守備がかなり弱い。相当フィジカルを鍛えないと、このままでは厳しい。守備が改善されたら、左の
 レギュラー候補。同じく左利きの藤春も、そのチーム一二を争うスピードは大きな武器。
 ただ彼も守備が軽い。太田と藤春、共に守備・フィジカルが改善されたほうが生き残るだろう。

  MF−トップ下としては、今回起用された香川・清武・柴崎の3人の争い。
 3人とも軽量級で守備に弱点を持つので、二次予選レベルならいいが、強豪相手には同時起用は
 考えにくい。最終予選やW杯本番では、先発で使われるのは、基本このうち一人だろう。これから先
 もっとも面白いポジション争いは、ここになりそう。
  ボランチー攻守に働ける選手が中心になる。ここは、長谷部・青山が双璧。特に縦に急所のパスを
 出せる青山は、今回の試合でもっとも目立った選手。これからは彼が中心になるだろう。
 それに続く二番手グループとしては今野・山口。ボール奪取能力で守備的ボランチの中心になれる。
 ただ4人ともマイナス要因はある。長谷部は年齢。青山は高さ・守備強度。今野は展開力や攻撃センス。
 山口は高さ・守備強度。前に奪いに行く強さはあるがブロックを作って耐える力対人能力は弱い。
 青山・山口が長谷部や今野を完全に上回ってレギュラーを取るには、フィジカル強化は欠かせない。
 
  FWー岡崎・本田・乾・武藤・宇佐美・川又、ここまでが今回の合格ライン。大迫・永井は微妙な評価。
 岡崎は、結果もそうだしプレースタイルもハリルのサッカーにマッチして文句なし。本田は、結果こそ
 1G1Aと出したが、スピードに欠けたプレースタイルとしては苦しいところ。ただ。彼の場合は順応性も
 あるし、キープ力は依然抜群なので、戦い方によっては必要になる。常時出場は難しくなるかもだが、
 チームから外れることはないだろう。乾は左サイドのFWとしては総合力でまだ一番。ただこれからは
 厳しい競争にさらされるだろう。ライバルは武藤。宇佐美はスーパーサブとしては当確。
 ただし先発となれば話は別で、運動量・守備力を今の5割り増しくらいにしないと、危なくて使えない。
 スタミナと守備意識の改善が、これからも必要。川又は岡崎と同タイプの泥臭いFWとして貴重。
 代表でチームを勝たせるのはこういうタイプの選手。ただし、岡崎と同じくけっして恵まれた才能を持っ
 ているわけではないから、常に前を向いて努力し「結果」を出し続けることが必要。
 一方大迫は、万能FWであるがゆえに、その良さがあまり目立たない選手。性格的にもMFの清武と
 似て闘争心があまり表に出にくいタイプ。激しさプレー強度を求めるハリル体制では、厳しいかも。。
 ただ、清武にしてもそうだが、そのバランサー的な能力をチームに必要な要素とハリルが考えれば、
 生き残る可能性はある。永井は、そのスピードは魅力だが、他の要素でまだ代表レベルではないかな。
 自分のスピードをまだ完全にコントロールできてない気がする。つまりスピードに見合ったテクニックが
 不足しているということ。だからプレーがバタバタしていて落ち着かない。正確なプレーが出来ない。
 もう少しリーグで修行が必要かな?あともうワンランク上がってくれたら、宇佐美の技術と共に、日本の
 ものすごい武器になる。
 
  とにかく、いろんな選手を試してくれたお陰で、本当に面白い2連戦になった。
 次回の代表の試合が、今から待ち遠しくてたまらないよ(^^)

  4月 2日(木)
 
  3/31に行われたサッカー日本代表2試合の感想。
 まず、Uー22のオリンピック二次予選最終戦マレーシア戦は、1−0で勝利。
 3戦全勝の1位無失点で最終予選進出を決めた。
 試合内容は、スコールの中荒れたピッチということもあり、敢えて問うまい。
 とにかく公式戦は、結果がすべて。良くも悪くも「経験値」としてプラスされたらいいと思う。

  ただ来年1月の最終予選は、強豪&くせ者揃い。イラク・イラン・韓国・北朝鮮・豪州・ウズベキスタン
 これらを押しのけて一発勝負のトーナメントを勝ち上がり、3位以内を獲得しなければならないんだから、
 リオ五輪本大会への道は非常に厳しい。でも期待しているよ。

  ハリルJAPANの2戦目ウズベキスタン戦は、予告どおり先発メンバーを総とっかえして臨みながら、
 アジアのライバル国を相手に5−1と大勝。ハリルホジッチ監督の名采配&新戦力の台頭と、
 チュニジア戦以上に面白い見所満載のゲームになった。
 以下が、メンバー(交代選手)

                 岡崎(→川又)
        乾(→宇佐美)           本田(→大迫)
                 香川(→柴崎)
           青山             今野(→水本)
         太田    森重    昌子   内田(→酒井剛)
                   川島

  まず、この親善2試合が始まる前にハリル監督が公言した3つのポイント、
 @とにかく勝利する A招集した選手を全員使う B代表の新しい道(方針)を披露する
 それをすべてクリアしたこと。まさに有言実行の人だった。
 GKの西川・東口は残念ながら、そのポジションの性格上出場できなかったが、先発に選ばなかった
 その理由もちゃんと説明してもらったというから、アフターケアも万全。素晴らしい監督だ。

  戦術的には、前半は第1戦同様激しいフォアチェック&球際でボールを奪い、縦に速い攻撃。
 相手を自陣に押し込んで得たCKから、青山のスーパーミドルで先制。
 後半は、後方へのハイボールで攻め込んできた相手に、空中戦に強いDFの水本をアンカーボランチ
 として投入。後方にブロックを作って相手をおびき出し、カウンターで4点追加!
 その変幻自在の戦術は、まさに「魔法使い」。W杯4試合ですべて違う布陣・選手で戦った、その懐の
 深さの片鱗を見せてくれた気がしたよ。本当にすごい監督に来てもらった(^^)

  戦い終わってそれぞれのチームに戻る選手には、個別に課題を設け、それを克服するための
 練習メニューを「宿題」として渡し、これをやらなかったら次の代表には呼ばないと申し渡したらしい。
 彼らがJリーグに戻り、それを必死にやってるのを見たら、他の選手にも影響は大きいだろう。
 ハリルが求めるプレーというのは、この2試合ではっきり分かったわけだし、呼ばれた選手は、
 全員公平に出場機会を与えられた。これで奮起しないなら、もうサッカー選手はやめたほうがいい(^^)

  まぁ親善試合2試合で、あんまり褒めすぎるのはなんだけど、、今のところ完璧。
 申し分のない監督に来てもらった、というのが正直な感想だ(^^)
 選手については、また明日♪