1月
  1月27日(水)
 
  ついに、Uー23日本代表が、リオ五輪の切符をつかんだ!
 準決勝のイラク戦を2−1と勝ち切り、6回連続のオリンピック出場が確定。
 先制しながら追いつかれる厳しい戦いだったが、後半ロスタイムに原川の決勝ゴールが決まった。
 決勝は、地元カタールを破った韓国が相手。相手にとって不足なし。好ゲームを期待するよ♪
 
 鈴木  久保
中島       南野
原川  大島
 山中 奈良 植田 室屋 
櫛引
 ⇒  浅野  オナイウ
豊川      豊川
原川  遠藤
 亀川 奈良 植田 室屋 
  櫛引 
  布陣はこのチームの基本442。スタメンは、大会初戦の北朝鮮戦のメンバーが軸だった。
 大島は、守備面の不安から原川に。これは2ボランチで大島は使えないと見切った手倉森好采配だね。
 岩波→奈良は予想外だったが、CBのロ−テーションとラインコントロールのメリハリの良さで奈良を選ん
 だらしい。これはまずまず成功していた。高さ不足で危なっかしい場面もあったけど、細かいラインコントロ
 ールは見事だった。高さ<スピードで選んだCBコンビだったね。

  試合の流れとしては、押し込んでくるイラクに対し、粘り強く対応。隙を見てカウンターという戦法で、
 鈴木から久保の先制点は見事だった。しかし、前半終了間際CKから鈴木のクリアミスで同点に追いつか
 れてしまう。強風下で風下だったこともあり、対応が難しかったね。
 後半も、途中まではイラクの攻勢が続いたが、櫛引の好セーブもあり耐え続ける。そのうちイラクの勢いも
 弱くなり、徐々にスペースが生まれてきたところで、浅野の投入。日本が相手陣営に押し込み始める。
 故障明けで出ていた鈴木が限界になると、オナイウを投入し、前線に起点を作り続ける。
 イラクも、延長戦をにらんで、切り札のドリブラーを投入してきたが、延長に入る前に、原川のミドル弾が
 炸裂。勝負を決めた。相手DF陣の一瞬の気のゆるみが、明暗を分けた。最後は守備力の差だった。

  選手の採点と寸評(5点満点3点が及第点)(太字はMOM)
 GK 櫛引 4 安定したセービングで堅守の要であり続けた。大会MOMといってよい働き。
 CB 植田 4 高さ強さで日本の壁であり続けた。冷静な対応ぶりにも成長が見られた。
    奈良 3 左サイドを崩されかかった時もあったが、踏ん張った。ラインコントロールは見事だった。
 SB 室屋 4 この日も終始安定した攻守で右サイドを支配した。A代表に最も近い選手。
    山中 3 自慢のFKを見せる場面はなくやや精彩を欠いたが、守備は粘って穴をあけなかった。
 MF 遠藤 4 万全ではない体調ながら、守備で貢献。キャプテンとしてチームを鼓舞し続けた。
    原川 4 攻守に地味だが粘り強く冷静なプレーが光った。リオ五輪を決めたゴールで、MOM。
 SH 南野 4 卓越した技術と強い体で、右サイドで存在感を示す。派手な活躍はないが効いていた。
    中島 3 連戦の影響かいまいちキレがなく苦しんだ。それでも最低限の仕事はした。
    豊川 − 終了間際の時間稼ぎの出場。採点なし。
 FW 久保 4 精力的に動いて前線を活性化。先制点のゴールも秀逸だった。
    鈴木 3 先制のアシストはらしさが出たスーパープレイ。失点につながったミスで減点。
    浅野 3 ゴールこそ生まれていないが、途中出場で流れを確実に変えられる選手。
    オナイウ 3 鈴木に代わって、ポスト役に。体の強さを活かし地味なキープ仕事に頑張った。

  さて、決勝戦は、ご褒美だと思って思いっきりやってほしい。
 でも相手が相手だけに、ライバル心も強く、真剣勝負の戦いになるだろうね。
 できれば全勝優勝で、有終の美を飾ってほしい。健闘を祈る(^^)
  予想スタメン(442)
       浅野 オナイウ
    豊川      矢島
      三竿  大島
   亀川 奈良 岩波 松原 
        牲川

  *井手口が回復し使えるようなら(433)
       オナイウ
   豊川       矢島
    井手口   大島
        三竿
  亀川 奈良 岩波 松原
        牲川

  1月25日(月)
 
  いよいよ決戦の時が迫ってきたね。
 リオ五輪出場権がかかるUー23アジア選手権大会準決勝、イラク戦。
 
  それでは、そのメンバーを以下の条件で占ってみよう。
 股関節の痛みで別メニューだった鈴木が、復帰できる見通しが立ったこと。
 発熱が続いている井手口は、熱が引いたとしても明日の出場は無理だろうこと。
 足に不安のある松原も先発は厳しいだろうこと。
 そして、中3日という試合間隔は中2日とは違って無理がきく。つまりイラン戦と同じメンバーも
 組もうと思ったら組めるということ。もちろんターンオーバーできればそれに越したことはない。
 最後に、対戦相手のイラクの特徴を考慮したうえで選ぶと、こんな感じ。
   
433   4231
 鈴木
豊川       南野
遠藤  大島
三竿
 山中 植田 岩波 室屋 
櫛引
 ⇒ 浅野
中島     豊川
久保
三竿  遠藤
 亀川 植田 岩波 室屋 
  櫛引 
  
  イラクは、サウジと同じくアラブ。基本同じような戦い方をしてくる。
 つまり、前線に速い選手を置いてのカウンターサッカー。イランや北朝鮮のように強いフィジカルで前から
 ごりごり押し込んでくるようなプレイスタイルではない。高さもイランほど脅威ではない。
 しかし、連携やチームの完成度は高い。つまり、サウジの上位互換的なチームと思えばいい。
 よって、基本はサウジ戦と同じ戦い方と布陣が有効だということだ。

  三竿をアンカーに置くことによって、カウンターをケア。裏を取られるリスクを軽減することによって、
 大島を前線への配給業務に専念させることができ、左右サイドバックの攻め上がりも可能にする。
 つまり、守備に目を配りつつも、より攻撃に比重をかけられる布陣だということだ。
 さらに、3トップ気味にすることによって、豊川や南野をサイドに張り付かせることなくゴールに近い位置で
 プレイさせることができる。そうなれば、大島・豊川・南野といった技巧派プレイヤーの連携も期待できる。
 トップは、やはり鈴木一択。困ったときのロングボールの受け手として、さらにはポストプレイヤーとして、
 彼の高さと強さは必要だ。
    
  しかし、あくまで慎重に守備重視で戦うなら、イラン戦と同じ442で、若干攻撃的な布陣になるが、
 ターンオーバーして、こういう感じかな?
久保  鈴木
豊川       南野
大島  遠藤
 山中 植田 岩波 室屋 
  櫛引 

 浅野はやはりジョーカー役としてとっておきたい。豊川のところは中3日だから中島の連戦もありかな?
 さらに守備重視なら、大島ではなく、これも連戦になるが原川。若干だが強さは増す。
 もっと守備的に行くなら、山中も切って、復調した亀川。攻撃力は落ちるが守備耐性は増す。
 つまりボランチより下は、イラン戦と同じにして、前線の攻撃の駒だけフレッシュにするプラン。
 さてどんな形で勝負に行くかな?楽しみだ(^^)

  1月24日(日)
 
  40年ぶりの寒波襲来!とか騒いでたけど、ここら辺は大したことなかったね。
 まぁ寒いのは寒いけど、大雪が降ったわけでもないし。他はどうなのかな?

  さて、リオ五輪最終予選決勝トーナメント準々決勝(ベスト8)の戦いの結果は、次の通り。
 カタール2−1北朝鮮 日本3−0イラン 韓国1−0ヨルダン イラク3−1UAE
 予想通りの結果で、4チームが勝ち進んだ。しかし、韓国ヨルダン戦を除いた3戦は、延長戦での決着で、
 負けたら終わりのベスト8の緊張感がヒリヒリと、よく伝わってくる試合ばかりだったね。
 準決勝の組み合わせは、日本ーイラク  カタールー韓国
 ワタシの予想では、日本とカタールが勝つことになってるが、さてどうなるか。。

  イラン戦のフォメ 
前後半    延長
  久保  オナイウ
中島       矢島
原川  遠藤
 亀川 植田 岩波 室屋 
  櫛引 

浅野  オナイウ
中島       豊川
原川  大島
 亀川 植田 岩波 室屋 
櫛引

  布陣は、オーソドックスに442できた。その際の予想メンバーと違ったのは、オナイウと亀川
 連戦だったオナイウは、鈴木が股関節の持病が悪化して使えなかったから、その代役。
 亀川は、イランの攻撃力を警戒し、山中よりも高さと対人能力に勝るという守備重視のため。
 しかし、亀川は過緊張のためかここまでほとんど良いところがなく、もう使われないだろうと見ていたので、
 それを信頼して使い切り、戦力としてチームに復活させた手倉森監督の手腕には、脱帽だった。
 亀川は、その信頼に応え、守備でよく働いた。いい意味で裏切ってくれたね(^^)

  戦い方は、ほぼ予想通り。後半途中までは、とにかく辛抱強く無失点で守り切り、
 相手の運動量プレスが落ちたところで、一気に勝負をかける。その120分をにらんだ采配は見事だった。
 交代選手の人選も成功したね。最初の久保→浅野は予定通り。次に運動量の落ちてきた矢島に代えて、
 スピードと裏抜けが持ち味の豊川を投入。ここは南野かと思ってたので予想外だった。
 でも結果的には、これが成功。大きな仕事をしてくれた。先に出した浅野も点こそ決められなかったが、
 相手の警戒を引き付けていたから、豊川の飛び出しが効果的になったわけで、十分仕事はしていたよ。

  しかし、イランも良いチームだった。バーに弾かれたシュートや櫛引の好セーブがなかったら、
 どうなったか分からない試合だった。一次リーグでは高かったDFラインも下げ、守備にもしっかり人数
 をかけていたから、日本もなかなか攻め込む隙がなかった。本当に持久戦だったね。
 イランの敗因は、前半のチャンスを決めきれなかったこと。逆に日本の勝因は、それを耐えたことだった。

  各選手の採点と寸評(5点満点3点が及第点)(太字はMOM)
 GK 櫛引 5 再三の好セーブ、果敢な飛び出しで無失点に貢献。彼なしに勝利はなかった。MOM。
 CB 岩波 4 安定したラインコントロール。空中戦も制した。無失点に貢献。
    植田 3 やや危なっかしい場面もあったが、空中戦では完勝。及第点。
 SB 室屋 4 攻守に安定。決勝点のアシストも見事。MOM級の活躍。
    亀川 3 吹っ切れたようなプレーで、守備で活躍。運動量も最後まで落ちなかった。合格。
 MF 遠藤 3 好調時のプレーにはまだ戻っていないが、最低限の仕事はした。合格。
    原川 3 攻撃面の良さは出せなかったが、守備で穴になるようなことはなかった。合格。
    大島 − 延長後半時間稼ぎの出場だったので、採点なし。
 SH 中島 4 スタミナモンスターぶりを如何なく発揮。最後にビッグプレー!貴重な追加点を2発も♪
    矢島 3 その運動量で90分動き回って攻守に奮闘。特に守備面でチームに貢献。 
    豊川 4 勝負所で投入され、見事期待に応えた。自分の持ち味を出し切ったゴールは見事!
 FW オナイウ 4 中2日の連戦にもかかわらず、最後までトップで踏ん張り続けた。影のMOM。
    久保 3 守備重視の布陣の中結果こそ出せなかったが、存在感は見せた。
    浅野 3 ジョーカー役で存在感。豊川や中島のゴールは浅野にマークが集中していたことも要因。

  まずは、鬼門のベスト8を突破。オリンピック出場まであとひとつ。
 このチームは、試合を重ねるごとに成長していってるのがよくわかる。
 このままオリンピック出場を決め、さらに決勝へ進み、優勝して帰ってきてほしいね。
 
  1月21日(木)
 
  リオ五輪最終予選は、今日グループDの結果が出て、決勝トーナメントの組み合わせが決定。
 準々決勝は、次の通りとなった。
 カタールー北朝鮮  日本ーイラン  韓国ーヨルダン  UAEーイラク
 大会前の下馬評では有力だったオーストラリアが落ちたのは意外だったが、実際に試合を見ると、
 ちまちましたパスワーク主体で、大したフィジカルの優位もなく、まったく迫力に欠けるチームだったから、
 この結果には納得。1位突破したUAEにしても、ベトナムに3−2と苦戦するなど、レベルは低い。
 
  この決勝トーナメントに上がった中では、カタール・日本・イラン・韓国・イラクが、5強。
 オリンピック出場権の3チームは、この中から出るだろう。日本ーイランが最も力が接近している。
 日本がここを勝ち抜けられれば、準決勝は、日本ーイラク カタールー韓国。
 決勝は、総合力に勝る日本と、ホームアドバンテージのあるカタール。3決はイラクー韓国が再び激突。
 最後は、中東の笛(PK)に苦しみながらも、延長戦で2−1と日本が勝って優勝。韓国も滑り込む。
 最終的には、日本・カタール・韓国がリオ五輪の切符を獲得。

  さてさて、そんな楽しい夢を見ながら、イラン戦を予想してみよう(笑)
 
433  442
  鈴木
中島       矢島
原川  遠藤
三竿
 山中 植田 岩波 室屋 
  櫛引 
久保  鈴木
中島       矢島

原川  遠藤
 山中 植田 岩波 室屋 
櫛引

  まず注目したいのは、サウジ戦で機能していた433と、今までの基本布陣の442
 どちらの布陣でスタートするかだ。まずはしっかりと自陣でブロックを作って相手の圧力を跳ね返し、
 隙を見て相手DFの裏へロングパスを送ってカウンターを狙うなら、442。
 前半はしのいで0−0でもいい。1点入ればなお宜し。後半途中からは、足に不安のある鈴木に代えて
 浅野投入。勝っていれば守備固めで原川に代えて井手口、さらに久保に代えて三竿を投入3ボランチ。
 もし負けていれば、鈴木→浅野に加え、原川→大島、矢島→南野で攻撃力UP。
 
  逆に、相手の機先を制する形で、最初から前線からのプレスで押し込み、ショートカウンターを狙うなら、
 433の形でもいい。後ろを三竿を加えた3バック気味にし、SBを前に走らせサイドも押し込む形。
 これは、かなりオープンな戦いで、打ち合いになる可能性が高いが、CBの強さを信じてねじ伏せる。
 交代選手は、リードしてれば442と同じ。負けている場合は、浅野・原川→久保・矢島→南野を追加して、
 2ボランチ3トップに。

  でも負けたら終わりの一発勝負だから、まずは手堅く442で入るとは思うけどね。
 問題は、サイドの攻防。日本の場合、中央は固いが左サイドはやや弱い。イランはサイドに早くて強い
 選手がいるので、そこをどうケアするか。原川に代えて最初から三竿を使う手もあるね。
 その計算があるから、サウジ戦で好調だった三竿を途中で下げたんではないかと推察もできる。
 そうなると、こういう布陣も考えられる
442    433
  久保  鈴木
中島       矢島

三竿  遠藤
 山中 植田 岩波 室屋 
  櫛引 

勝っている場合 
浅野
中島       矢島
井手口  原川
三竿
 室屋 植田 岩波 遠藤 
櫛引

442    4133
  久保  鈴木
中島       矢島

三竿  遠藤
 山中 植田 岩波 室屋 
  櫛引 

負けている場合 
浅野 久保 南野
中島         矢島
大島
遠藤
 山中 植田 岩波 室屋 
櫛引

  さて、どんな結果になるか。。
 なんにせよ、痺れる戦いになることだけは、間違いないね(^^)

  1月20日(水)
 
  Uー23アジア選手権(リオ五輪最終予選)大会、グループリーグ3戦目。
 日本は、サウジを2−1と破り3戦全勝で文句なしのグループ1位抜けを達成した。
 まだ対戦を残しているグループDを除いた各グループの順位結果は次の通り。
 グループA @カタールAイランBシリアC中国
 グループB @日本A北朝鮮BサウジアラビアCタイ
 グループC @韓国AイラクBウズベキスタンCイエメン
 
  それでは、日本のサウジ戦をふり返ってみよう。
 1位突破をすでに決めていたこの試合において、試みられるべきミッションは次の通りだった。
 1) 1・2戦と連戦していた主力選手の休養(鈴木・矢島・遠藤・原川・室屋・岩波・櫛引)
 2) 調子の上がっていない選手のコンデションアップ(南野・大島)
 3) FW陣を疲労をためない程度に使って、試合勘&コンデションを維持(オナイウ・久保・浅野)
 4) 未出場選手のモチベーションUPと実戦能力の見極め(井手口・三竿・松原・杉本)
 5) 新しいフォーメーションの試み(1・2戦442→433)
  フォメ(太字→交代選手)
前半 (433)    後半(442)
  オナイウ
中島       南野
井手口  大島
三竿
 山中 奈良 植田 松原 
  杉本 
  ⇒  浅野  久保
中島       南野

井手口  大島
 山中 奈良 植田 亀川 
杉本

 1) これによって、中2日で迎えるイラン戦のスタメンは、ほぼ万全の状態で臨めることに。
 2) 南野はアシスト、大島はゴールを決め、結果を出したことによってさらに調子が上向くはず。
   特に433では、有効な選手であることが分かったのは収穫。
 3) 3FWとも結果は出せなかったが、動き自体は悪くなかった。さらに上向くことが期待される。
 4) SBの松原は、やはり怪我明けで試合勘が完全には戻っていない。スタミナにも不安があり、
   スタメンは難しいだろう。室屋のサブとして今後も使われると予想。ボランチの井手口は、この試合での
   最大の収穫。今後スタメンで使われる可能性も高い。アンカーに入った三竿も合格点。アンカーは
   もちろん、守備的ボランチやCBでも使えるなど守備の強化アイテムとして貴重な選手になった。
   GKの杉本も、櫛引に負けないパフォーマンスを披露。第2GKとして完全に目途が立った。
 5) 前半に使った433は、見事に機能した。後半途中から442に戻したが、この移行もスムーズ。
   複数の布陣を試合中にも使い分けられるのは、このチームの強みだろう。

  各選手の採点と寸評(5点満点3点が及第点)(太字はMOM)
 GK 杉本 3 初めてのプレーながら落ち着いていた。十分合格点が与えられる。
 CB 奈良 3 2戦目でバタつくこともなく落ち着いてプレーできた。
    植田 3 PKを与えたが、あれは完全に審判のミスジャッジ。強さ高さは十分に貢献した。
 SB 山中 3 やや軽いプレーでピンチを招くところもあったが、彼のプレースキックは外せない戦力。
    松原 3 高さやクロスなどに能力の片りんは見せたが、今回はまだ調整不足。将来に期待。
    亀川 2 足に不安のある松原に代わり出場したが、ミスが多く2戦目の汚名挽回はならず。
 MD 大島 4 アンカーがいることで守備面での負担が減り、攻撃面での能力を示せた。先制点となった
           スーパーミドルはお見事の一言。433では不動のレギュラー候補。ただ相変わらず守備
           は軽いので圧力のかかる強豪相手の2ボランチでは苦しいだろう。
   井手口 4 上背こそないが、かつての稲本に似た攻守に能力の高いスケールの大きいボランチ。
           2点目を決めたゴールも冷静でメンタルも強そうだし、準決勝まで勝ち進めば、以降は
           遠藤と並ぶスタメンボランチ候補。将来は必ずA代表に入ってくるだろう有望選手だ。
   三竿 3 井手口と同じく初出場ながら、アンカー役をそつなくこなした待望の大型ボランチ。
         遠藤同様攻撃面でのセンスこそ乏しいが、守備力では同等のポテンシャルを持っている。
、SH 南野 4 大島・井手口へのラストパス等、違いを出せる能力の片りんを見せた。433で中央寄りの
          プレーでは徐々に調子が上がっている。トーナメントを勝ち上がるには必要な選手。
    中島 3 点にこそ絡めなかったが、豊富な運動量とドリブルでサイドで効いていた。イラン戦は
          中2日になるが、スタミナには定評があるので、変わらずスタメン候補だろう。
 FW オナイウ 3 強さと足元の上手さを兼ね備えた有望選手。ポストプレーも無難にこなす。しかし、
            もう少し裏に抜ける積極性とかゴールに向かう姿勢がほしい。
    浅野 3 積極的に裏を狙うスピードスター。ゴールまでもう一歩。次こそ本領発揮か。
    久保 3 上手さと強さを兼ね備えたプレーは、貫禄さえ感じさせるFWの軸。スタメン候補一番手。

  ここまでグループリーグでの戦いぶりは、満点に近い。
 うまい具合にターンオーバーしながら、GKの牲川を除く23名中22名がフィールドに立ち、3連勝。
 内容も、初戦の北朝鮮戦こそ緊張から硬さが目立ったが、守備は実質オール無失点で切り抜け、
 今大会全チーム中でも屈指の守備力。攻撃陣も尻上がりに調子を上げてきて、順調に点を重ねている。
 スタメンとサブの力量差もほとんどなく、全員がいい競争意識の中でまとまっている。
 ただ、トーナメントは一発勝負。最後は気力の勝負だ。イラン戦さえ乗り越えたら、先は明るい。
 人事を尽くして天命を待て!

  1月17日(日)
 
  リオ五輪サッカー男子アジア最終予選は、リーグ戦の2戦目。
 グループBの日本は、タイを4−0と下して、勝ち点を6に伸ばし、決勝トーナメント進出を決定。
 さらに、その後の試合でサウジと北朝鮮がドローに終わったため、グループ1位も決定。
 最終のサウジ戦を完全に調整試合にできるという、万々歳の結果になったね♪

  決勝トーナメントの初戦、準々決勝で日本と当たるグループAの結果は、、
 開催国のカタールがイランに勝利。実質1位突破を決めた。つまり、日本の相手はイランということ。
 イランについては、この試合も見たが、まずイメージ通りのチーム。
 DFラインは相当に高く、前から屈強なフィジカルでグイグイ押し込んでくる感じ。
 日本は、まずこのプレッシャーに耐えなければならない。それができたら、スピードのあるFWが多いのと
 相手のCBがあまり上手くないので、裏抜けから点は取れると思う。前半をしのげば、後半はプレッシャー
 も落ちるので、さらに戦いやすくなる。北朝鮮のプレッシャーを弾き返した日本のCBは優秀。
 ボランチも遠藤・原川で大丈夫だろう。SBは室屋・山中でOK。勝率は60〜70%くらいかな。
 詳しくは、また決勝トーナメントが始まる頃に。

  さて、タイ戦を振り返る。予想通りに相性の良い相手だったので、「完勝」だったね。
 早い時間帯(前半27分・後半4分)に、2点差をつけることができたので、選手交代もスムーズに行けた。
 FWが3点、SHが1点と、攻撃陣が点を取ったのも、チームに勢いをもたらしたね。
 ほぼ思惑通りに進行したゲームだったけど、唯一の計算外は、亀川の不用意なファールから、
 PKを与えてしまったことくらい。まぁ外してくれてよかったけど(^^;)

  タイ戦フォメ(太字→交代選手)
前半     後半
  浅野  鈴木
 豊川      矢島
  原川  遠藤
 亀川 奈良 岩波 室屋 
  櫛引 
  ⇒  久保  オナイウ
豊川      南野
 原川  遠藤
 亀川 奈良 岩波 室屋 
櫛引

  FWは、最初から浅野を使ってきたね。鈴木のところは、オナイウを最初から出して、休ませるつもり
 だったらしいけど、オナイウの前日練習での調子が良くなかったので、前半だけということにしたらしい。
 SHは、中島を完全休養させて、豊川をフルに使ったね。矢島→南野は順当だろう。
 ボランチは、大島に代えて原川。遠藤も調子を上げるために連戦。これは予想通り。
 SBは、室屋を続けて使ったね。次は完全休養だろう。CBは岩波ではなく植田を休養させた。
 ということで、まぁまぁ予想通りだったかな。

  各選手の採点と寸評(5点満点3点が及第点)(太字はMOM)
 GK 櫛引 3 不正確なフィードが何度かあったが、それ以外は無難な出来。
 CB 岩波 4 初戦の緊張から解放されたのか、普段通りの出来に戻った。ラインの統率も合格。
    奈良 3 最初のころは緊張からか空回りしていたが、途中から安定。強さを見せた。
 SB 室屋 4 2戦続けて秀逸な内容でレギュラー当確。将来のA代表候補といってもいい。
    亀川 2 完全にテンパっていた。福岡で見せたようなプレーは皆無。致命的なミスを何度も犯した。
 MF 遠藤 3 ボール奪取で守備に貢献。しかし攻撃では鈴木への先制点のアシスト以外はミス多し。
    原川 3 攻守に安定したプレーをみせた。2点目のアシストは見事。レギュラーボランチか?
 SH 矢島 4 豊富な運動量と的確なポジショニング&繊細なパス&連携でチャンスを数多く作った。
          自ら貴重な2点目のゴールも決めて、文句なしのMOM。南野からポジション奪取か。
    豊川 3 裏への飛び出しなど何度かチャンスは作ったが不発。悪くはなかったがサブ゙どまりか。
    南野 3 いまだチームにフィットしていない。トーナメントまでに調子を上げて欲しい選手。
 FW 鈴木 4 将来性たっぷりな豪快なシュートで先制点。彼が本物になれば日本のサッカーが変わる。
    浅野 3 抜群のスピードで何度もチャンスは掴んだが不発。やはり後半のジョーカーが適役か。
    オナイウ 3 屈強なフィジカルでポスト役で活躍。跳躍力も武器。シュートを打ちたかった。
    久保 4 途中出場ながらダメ押しとなる2得点をゲット。PKも落ち着いて決めた。FWの軸。

  サウジ戦先発予想(交代選手)
      オナイウ  久保(浅野)
     中島(豊川)   南野(矢島)
       井手口  大島
     亀川 三竿 奈良 松原 
          杉本

  鈴木・遠藤・室屋・岩波は完全休養。調子の出ていない南野・大島・亀川は使ってコンデションを上げる。
 まだ試合に出てない選手の慣らしと見極め。FWやSHはコンデション維持のためハーフ起用。
 などなど、いろんなことができる完全な調整試合。
 負けろとは言わないし、もちろん勝って欲しいが、負けても責められない試合。
 まぁ、大差がつくようなダメージが残る負け以外は、目的がはっきりしていればなんでもOKだよ
 とにかく準々決勝のイラン戦に万全で臨むための、充実した試合にして欲しいね。

  1月14日(木)
 
  ついに、リオ五輪アジア最終予選が開幕!
 
  グループAは、イランとカタールの2強が勝って、順調な滑り出し。
 イランーシリアの試合はネットで見たが、予想通りフィジカル勝負の武骨かつ低レベルな戦い。
 日本が普通にやれば、負ける相手ではないと感じた。

  グループB。日本は1−0と北朝鮮を撃破。うまくセットプレーから先制したものの、その後はフィジカル
 で押し込まれる苦しい戦いに。今までのアンダー世代ならそのまま押し切られて失点したかもしれないが
 今回は屈強なCBを2枚揃えているおかげで、なんとか耐え忍び、無失点で逃げ切った。
 サウジはタイと1−1のドローに終わったため、日本が暫定1位となった。
 
  グループCは、イラクが順当にイエメンに勝利。韓国は当面のライバルであるウズベクに2−1と競り勝
 ち、予選リーグ突破が見えてきた。この試合はテレビで見たが、実力的には互角だった。韓国の方が
 やや試合運びにうまさがあるかな?という印象。全体的には今までの韓国代表より小粒な感じ。
 決定力のあるFWがいない分、6分4分で日本が勝てる相手だろう。

  それでは、北朝鮮戦を詳しく見てみよう
 前後半戦フォメ(太字→交代選手)
  鈴木  久保
 中島      南野
  大島  遠藤
 山中 植田 岩波 室屋 
  櫛引 
  ⇒  鈴木
豊川  中島  矢島
 原川  遠藤
 山中 植田 岩波 室屋 
櫛引
  
  先発フォメはほぼ予想通り。右SBの松原は故障明けで実戦不足という点が考慮されて、守備力の高い
 室屋を起用したのだろう。これは実際機能していたので成功したと言っていい。
 全体的には、初戦ということで硬さが目立ち、特に攻撃面で効果的なプレーが少なかった。
 守備は、結果的に0で抑えたので及第点だが、もう少しラインを上げないといけなかった。
 全体としては、勝つには勝ったが、リスクを恐れるあまり積極性が足りなかった。
 まぁ次戦からは、硬さも取れるだろうから、もう少し本来の戦いができると期待したい。

  各選手の採点と寸評(5点満点3点が及第点)(太字はMOM)
 GK 櫛引 3 パンチング・セービングにミスなし。安定しているとは言い難いが無難なプレーで合格。
 CB 岩波 3 空中戦は安定感があったが、ラインコントロールが少々消極的だった。
    植田 5 先制点は見事。守備面でも屈強さと闘争心で高い壁であり続けた。文句なしのMOM。
 SB 室屋 4 フィジカル負けしない守備は安定感があった。再三の攻撃参加も効果的だった。
    山中 4 貴重な左のフリーキッカーとして、アシストを記録。守備面でも粘りがあった。
 MF 遠藤 3 守備面では奮闘していたが、攻撃面では効果的なパスを出せなかった。
    大島 1 フィジカルの弱さを突かれ、北朝鮮の標的になっていた。このレベルでは使えない。
    原川 3 途中出場ながら中盤の組み立てに貢献。次回からは先発候補か。
 SH 南野 2 守備に走ることが多く攻撃面の良さを出せなかった。もっと運動量を上げる必要あり。
    中島 3 軽量ながら守備は運動量でカバー。攻撃面でもサイドで起点を作れていた。
    矢島 3 神出鬼没な動きでサイドを活性化させた。ターンオーバーの次戦は先発か。
    豊川 − 時間が短く採点不能。
 FW 久保 3 スイスでやってるだけあってフィジカル負けはしていなかった。シュートはもう一歩。
    鈴木 3 前線で体を張ったプレーで貢献したが、スピードを生かせる場面は少なかった。

  タイ戦スターティングメンバー予想
     オナイウ  南野
   中島          矢島
      原川   遠藤
  亀川  植田  奈良  松原
         櫛引

  トップで体を張る鈴木は、消耗を避けるため、同じく体を張れるオナイウと交代。
 南野は、その攻撃力を生かすために、守備の負担の少ないFWへ。久保は休息。
 中島は、行ける所まで行って、運動量が衰えたら豊川と途中交代。
 遠藤は、試合勘を取り戻すため連戦に。2点差くらいリード出来たら、三竿か井手口と交代。
 亀川・松原の両SBは経験を積ませる意味もありターンオーバーで出場。
 CBの岩波は、そのままでもいいが、奈良を試すのなら力の落ちるタイ戦で。

  タイ戦の展望。中東アウェーの地でサウジと引き分けるのは、地力のついた証拠。
 ダイジェストを見た限りでは、体格も大きくなっており、以前のようなひ弱さは感じなかった。
 もともと足技には巧みな選手が多く、育成にも力を入れている国。侮れない相手だ。
 しかし、相性としては組しやすいタイプであり、予選リーグを1位で突破するためにも、勝ち点3は必須。
 加えて、余裕を持ったターンオーバーをするために、早い時間帯で2点差以上つけるのが目標。
 できれば、FW陣に点を取ってもらって、勢いをつけたいところだね(^^)

  1月 9日(土)
 
  いよいよ「リオ五輪サッカー(男子)」のアジア最終予選が、来週に迫ってきたね♪
 正式名称はAFC Uー23選手権2016 カタール大会。
 この大会がリオ五輪の予選を兼ねていて、その3位以内が自動的に出場権を獲得することになっている。
 
  まず、予選大会を勝ち抜いた16ヵ国が、4ヵ国づつに分けたグループリーグを戦う。
 ここでまず2位以内に入らないと、次の決勝トーナメントに進むことができない。
 次に、勝ち抜いた8か国で行う決勝トーナメントでは、リーグ戦の1位と2位が対戦する。
 これに勝てば、ベスト4進出。さらに勝って、決勝に上がれば自動的に出場権を得るが、
 負けた場合は、負けた者同士で戦う3位決定戦で、最後の3番目の椅子を争うことになる。
 
  それでは、各グループの組み合わせと展望をみてみよう。
 <グループA> イラン、カタール、シリア、中国
 <グループB> 日本、北朝鮮、サウジアラビア、タイ
 <グループC> イラク、韓国、ウズベキスタン、イエメン
 <グループD> オーストラリア、ヨルダン、UAE、ベトナム

 <グループA> 本命イラン、開催国カタールが2強。ただ絶対的な強さはなく、シリア・中国にもチャンス
 <グループB> 本命日本。対抗は北朝鮮とサウジ。実力差の少ない3強の争い。
 <グループC> 本命イラク。対抗は韓国とウズベキ。イラクはUー20世界選手権ベスト4のメンバーが
            中心で、今大会でも優勝候補ナンバーワン。韓国とウズベキの2位争いか。
 <グループD> 本命は、豪州。ヨルダン・UAEの2位争い。
 実力順で3か国を選べば、イラク・日本・韓国が有力のようだが、一発勝負の大会方式では分からない。
 とにかく、目の前の一勝を目指して戦うしかないね。

  日本のグループリーグ
 1月13日(水) 北朝鮮    グループリーグ最強の相手。最低でも勝ち点1が必要。          
 1月16日(土) タイ     相性は良いが、取りこぼしの許されない相手。
 1月19日(火) サウジアラビア  2位以上を確保して対戦したい侮れない相手。

  日本代表メンバー(集めた情報より紹介)
 GK 櫛引 政敏 186 82 鹿島  降格した清水から鹿島へ移籍 J1の経験が最も豊富な正GK候補
    杉本 大地 186 79 京都  第2GK候補 ダイナミックなセービングが特徴
    牲川 歩見 194 88 磐田  世界レベルのフィジカルが特徴 Jでの経験は少ない
 DF 松原 健 180 73 新潟  A代表に呼ばれたこともある大型右SB 故障明けが不安要素
    山中 亮輔 171 65 柏  A代表に呼ばれたこともある攻撃的左SB 守備面で不安
    亀川 諒史 177 68 福岡  攻守にタフで運動量豊富な左SB 福岡のJ1昇格に貢献
    室屋 成 174 65 明大  唯一の大学生プレイヤー 左右をこなす有能なSB
    岩波 拓也 186 72 神戸  A代表に呼ばれたこともある大型CB フィードの正確性に定評あり
    植田 直通 186 77 鹿島  A代表に呼ばれたこともある大型CB スピードとバネもある
    奈良 竜樹 180 77 川崎  札幌→FC東京→と移籍 空中戦に強いが経験値は不足
 MF 三竿 健斗 180 71 東京V  最年少19歳 将来が嘱望される大型ボランチ
    大島 僚太 168 64 川崎F  J1川崎のレギュラー テクニックに優れた攻撃的ボランチ
    遠藤 航 178 75 浦和  A代表に名を連ねるこのチームのキャプテン CBもこなせるボランチ
    原川 力 175 72 川崎F  J2京都から移籍 パスワークに優れたゲームメイカー
    井手口 陽介 171 69 G大阪  パスセンスに優れ1対1にも強さを持つボランチ
    矢島 慎也 171 67 岡山  ボランチもこなせて点も取れるユーティリティな攻撃的MF
    中島 翔哉 164 64 FC東京  チームで10番を背負うドリブラー チームの得点王
    南野 拓実 174 67 ザルツ  海外組 A代表に呼ばれたこともある期待の点取り屋 チームのエース
    豊川 雄太 173 62 岡山  鹿島から移籍 スペースに抜け出すスピードが特徴の攻撃的MF
 FW 久保 裕也 178 72 ヤングB  海外組 実績ではナンバーワンの世代を代表するストライカー
     鈴木 武蔵 185 75 新潟  ジャマイカ人とのハーフ 抜群のスピードと高さが武器
    浅野 拓磨 171 70 広島  今期のJリーグ新人王 その快足と決定力はスーパーサブにふさわしい
    オナイウ 阿道 180 74 千葉  ナイジェリア人とのハーフ 抜群の身体能力でCFもこなす

  北朝鮮戦で予想されるフォーメーション(4−4−2)
     オナイウ  久保
   中島          南野
       大島  遠藤
  山中  植田  岩波  松原
         櫛引

  グループリーグは中2日で行われるので、ターンオーバーは必定。
 ただこの第一戦は、最も重要な試合なので、ベストメンバーで臨むだろう。
 フィジカルでグイグイ押してくる相手なので、体格負けしない守備陣形を考えるなら、
 遠藤の相方ボランチを原川もしくは三竿に、左SBを亀川にする可能性もある。
 2トップは外人慣れしている久保を軸に、フィジカル負けしない武蔵かオナイウ。
 浅野は広島と同じくスーパーサブが効果的。左右のMFは、点取り屋のドリブラーを配置。
 まぁ正直見慣れてない選手が多いので、実際にどうなるかは不明だよ(^^;)
 ただ短期決戦なので、名前や実績よりその時のコンデションの良い選手を選ぶべきだろうね。
 さてさて、楽しみだ〜(^^)
 
  1月 3日(日)
 
  謹賀新年。
 今年はどんな年になるかな〜。 
 スポーツでは、オリンピックイヤー。サッカーが男女とも出場できますように。
 芸能では、能年ちゃん復活の年。どうかいいニュースが届きますように。
 内政面では、参議院選挙の年。さてどうなるかな。
 外交面では、伊勢志摩サミットや国連での非常任理事国で、日本が世界でどんな役割を果たせるか。
 経済面では、TPPの承認・発効がどんな効果をもたらせるか。

  年末にあった日韓外相会談で、慰安婦問題での合意がなされた件についても一言。
 これは、長年韓国が内政での不満を抑えるための外交カードとして使っていた問題だが、
 なぜそのカードを自ら捨てるようなことをしたのか。
 それは、ひとつは極東の安全保障バランスを崩したくないアメリカの圧力があったから。
 二つめは、経済状況の悪化で、日本の様々な協力を求めざるを得ない状況になったから。
 三つめは、頼りにしていた中国経済が鈍化、先行きが不透明になり、頼りにならなくなったから。
 つまり、これ以上反日姿勢をとっていたら、アメリカにも日本にも見放され、泥舟かもしれない中国の船に
 乗り込まざるを得なくなることへの、恐怖心、追い込まれた心理があったということだね。
 安倍総理は、そのタイミングを逃さず、この問題の決着を図ったということだろう。

  まぁ、日本としては、放置していてもよかった問題で、実際今回の妥結には、賛否いろいろある。
 でも、アメリカが証人席に座った交渉ということで、メリットの方が大きかったと、個人的には思うよ。
 理由は、世界に対してこの問題が解決したことをアピールできたことによって、
 韓国側に、再びこの問題を外交カードとして使わせない「担保」がとれたこと。
 今後、韓国内で噴き出すだろう不満については、韓国政府が対処すべき韓国の国内問題になったこと。
 つまり、少なくとも政府間においては、日本が主導権を握った形で妥結できたことが大きいんだ。
 
  ただ、この問題が本当の意味で解決するかというと、正直それは難しいと思っている。
 韓国の日本に対する「恨み」というのは、複雑に絡み合った一種の精神疾患のようなものだからね。
 理屈だけでどうこうなるものじゃない。民族の和解というのは、もっと時間がかかる。
 日本政府の姿勢としては、韓国政府の対応の推移を見ながら、その都度冷静に対処していけばいい。
 通貨スワップの再開やTPP参加への口利きなど、これから韓国がいろいろ頼んでくるだろうけど、
 それはそれ、これはこれという態度で、国益に沿って是々非々で応対すればいい。
 
  日本が本当に注意しなければならないのは、中国の動きだね。
 たぶんこれから、中国は激動の時代に入っていく。
 その渦に飲み込まれないよう、、重々用心が必要だ。