9月
  9月30日(金)
 
  AFCU−16選手権インド大会、すでにベスト4入りを果たし、来年のU−17W杯出場を決めた日本
 だったが、準決勝でこの大会最強と言われていたイラクと対戦。逆転逆転のシーソーゲームの末、
 4−2と敗戦。残念ながら決勝進出を逃すこととなった。
 
  <イラク戦メンバー> 
前半   後半     <退場後> 
 山田  宮代
谷本       鈴木
平川  福岡
 菊地  瀬古  菅原  喜田 
 ⇒  山田  宮代
  中村        久保 
平川  福岡
 菊地  瀬古  菅原 喜田 
宮代
  中村       久保 
平川  福岡
 菊地  菅原  喜田  桂 
谷 
  
           交代  鈴木→久保  谷本→中村  山田→桂

  既にW杯出場という「ノルマ」を達成した後という、モチベーションの低下と共に、積み重なった疲労、
 そういう日本自体のコンデションの悪さと、元々あったイラクとのフィジカル強度の差、それがはっきりと
 出た試合になったね。それと、大会終盤を迎えてますます悪くなったピッチ状態が、パスワークやドリブル
 技術が特徴の日本の良さを消し、フィジカル勝負でロングボールをルーズに放り込んでくるイラクに味方
 する結果になった。ということで、実力的にはほぼ互角だったと思うから、勝負の結果は順当だろう。
  注目された久保も、疲れからか体にキレがなく、となれば、フィジカルの差を覆すような活躍は期待でき
 なかったね。凡庸なプレーに終始した。

  しかし今大会において、この年代のポテンシャルは十分に証明されたわけで、下を向く必要は全くない。
 むしろ、来年のW杯へ向けて、さらにこの一年成長してくれるんではないか、という期待の方が大きいよ。
 久保以外にも、ボランチの平川、CBの瀬古、GKの谷と、将来のA代表候補たる才能が多く見られたこと
 は、将来に向けて大きな夢と希望をもたらせた大会だったと思う。
 来年のU−17W杯は、かつて小野伸二や本山・稲本・高原・小笠原・遠藤・中田浩二ら錚々たる才能で、
 トルシエ監督のもと準優勝した「黄金世代」の再現となるような、大活躍を期待しているよ(^^)

  9月26日(月)
 
  U−16日本代表は、準々決勝でUAEを1−0と下し、見事U−17W杯出場を決定!
 点差的には予選リーグの大勝から打って変わっての辛勝だが、内容的には同じく「完勝」だったね。
 カウンターを受けるリスクを極力減らした実に手堅い戦い方で、見事だった。
 
  <UAE戦メンバー> 
前半   後半  
 棚橋  宮代
中村       久保
平川  福岡
 菊地  瀬古  菅原  喜田 
  ⇒   山田  宮代
  桂         鈴木 
平川  福岡
 菊地  瀬古  菅原 喜田 
  
           交代  中村→山田  棚橋→桂  久保→鈴木

  戦い方としては、まずCBを敏捷性に欠ける監物を下げて、対応力に勝る菅原をSBから移動。
 SBには、元々ボランチでビルドアップ能力も高い喜田を右に。左にはスピード対応できる左利きの菊地。
 そして、攻撃は前の4人の単騎ドリブル突破。ボランチやSBはあまり上がらず、カウンターに備える。
 4人のFWは、いずれもドリブル得意でひとりでPAに入っていける選手。中央付近で細かくパス交換して、
 ボールをかっさらわれるリスクを負うことなく、隙さえあれば、どんどんシュートを打って終わる。
 そのおかげで、後ろの選手はしっかり陣形を整えることができる。

  結果的に1−0で、得点こそあまり生まれなかったが、中央でもサイドでも縦にドリブルで突進すること
 によって、FKやCKを多く得ることができたし、仮に途中で奪われても、攻守の切り替えが早く、相手に
 ほとんど何もさせなかった。まったく危なげない試合だったよ。

  守備陣、ボランチ・CB・GKも良かったね。落ち着いてたし安定感があった。PA付近の危険なこぼれ球
 は、変に繋ぐことなく、安全第一のクリアをしてたし、危険なバックパスや横パスもほとんどなかった。
 とにかく「勝利第一」にリアリステックに最後までやり切ったこと。これはU−16とは思えない仕事。
 監督の指示もシンプルで良かったね。いい監督だよ。

  後は気持ちよく、残り2試合勝って、アジアチャンピオンとしてW杯に行ってもらいたいね。
 このチームなら、きっとやってくれるだろう(^^)
 <予想される準決勝メンバー>
       山田  上月
   谷本          鈴木
       松本  喜田               負傷離脱: (DF)田中 (MF)瀬畠
  作田  監物  瀬古  桂
         大内

  9月23日(金)
 
  U−17W杯2017インド大会を目指すU−16アジア選手権。
 日本は、グループリーグ第3戦のオーストラリアを6−0で下し、3戦全勝無失点で決勝トーナメントへ。
 準々決勝では、Aグループを2位通過したUAEと対戦し、勝てば本大会出場が決定する。
 ちなみに2位突破は、ベトナムに。試合内容を見れば、順当な結果だったと思う。
 
順位 チーム名 勝点 得点 失点 得失点
1 日本 9 3 0 0 21 0 +21
2 ベトナム 6 2 0 1 6 10 -4
3 キルギス 3 1 0 2 2 11 -9
4 オーストラリア 0 0 0 3 2 10 -8

  オーストラリア戦。2戦目までで1位通過を決めていた日本は、先発8名を入れ替え、主力組の休養と、
 控え組のモチベアップ・調整に当てた試合。見どころは、控え組がどれだけ力を発揮できるか。
 そして、メンバーが変わった中でも無失点でグループリーグを終えるチーム力を示すことができるか。
 結論としては、やや力は劣るもののほぼ遜色ない力量を見せた良い内容の試合だったと思う。
 新しく入ったメンバーでは、2得点した上月と、久保と同じ中学生ながら軽快なドリブル突破から得点した
 松本がアピールに成功。GKの青木もスーパーセーブを見せて、レギュラーの谷と遜色ない力量。
 チームの総合力の高さを、存分に見せつけた試合だった。
   <オーストラリア戦メンバー> 
前半   後半  
 宮代  上月
  谷本         鈴木 
松本  瀬畠
 菊地  監物  瀬古  桂 
青木
  ⇒   棚橋  上月
  谷本         鈴木 
松本  瀬畠
 作田  監物  菅原  桂 
青木
  
           交代  瀬古→菅原  宮代→棚橋  菊地→作田

  本番は次のUAE戦。ここで負けたら何にもならない一発勝負。
 本当の意味での「勝負強さ」が求められる試合だ。しかし、このチームなら、やってくれると思う。
 アジア制覇はもちろん、世界のトップも狙えるチームだと思う。期待は大きいよ(^^)
   <予想されるUAE戦メンバー>
       棚橋  宮代
   中村          久保
       平川  福岡
  喜田  小林  瀬古  菅原
          谷

  9月20日(火)
 
  Uー17W杯アジア予選グループリーグの第2戦キルギス戦は、8−0と大勝。
 第3戦を待たずにグループ2位以上を確定させ、決勝トーナメント(準々決勝)進出が決定した。 
順位 チーム名 勝点 得点 失点 得失点
1 日本 6 2 0 0 15 0 +15
2 ベトナム 3 1 0 1 3 9 -6
3 キルギス 3 1 0 1 1 8 -7
4 オーストラリア 0 0 0 2 2 4 -2

  前半30分くらいまでは、キルギスの強烈なプレスと劣悪&ボールの滑らない芝に苦しめられ、やや
 ハラハラするシーンも見られたが、選手たちはいたって冷静。リスクを取らずしっかり耐えて勝機を待つ。
 そして先制点を挙げてからは、一気に攻勢を強め、前半だけで3−0とリード。
 後半に入って相手の足が止まると、あとは縦横無尽の攻撃で圧倒。守備も危なげなく、完勝した。
  <キルギス戦メンバー>
前半   後半  
 棚橋  中村
  鈴木         久保 
喜田  福岡
 小林  監物  瀬古  菅原 
 ⇒  棚橋  中村
  鈴木         久保 
平川  福岡
 喜田  監物  瀬古  菅原 
 棚橋  中村
  鈴木         久保 
平川  喜田
  桂  監物  菅原  菊地 
  
      交代  小林→平川  福岡→桂  瀬古→菊地
       
  監督采配も良く、スタート時の2トップ久保が機能しないとみると、中村と交代で右サイドに変更。
 同時にボランチを喜田から平川に変更して、喜田は小林を下げたSBへ。大勢の決した終盤は、再び
 ボランチに喜田を戻して、連戦のキャプテン福岡を下げ、桂・菊地の新しいSBを試行。選手のポリバレン
 ト性を十二分に生かした選手交代・配置換えで、戦況を活性化。素晴らしい采配だった。
 
  試合内容は、前半こそ苦労したものの、結局第一戦以上の大差をつけて圧勝。その試合運びも、
 点差に関係なく終始アグレッシブで、緊張感があり、局面でのデュエルも怠らなかった。
 今まで見たアンダー世代のチームで、最高レベルのチームに仕上がっている。
 これは、アジア大会の優勝はもちろん、W杯でも相当にいいところまで行けるんじゃないか?
 そんな期待感を持たせてくれる素晴らしいチームだね。

  個人でも、久保は別次元の才能を見せてくれた。あのテクニックと頭脳は、世界レベル間違いなしだ。
 後は順調に体格を伸ばして、最低限のフィジカルを身に着けること。もう足りないのはそこだけ。
 他にも、FWの棚橋は、テクニック+スピードがあり、これも世界レベルのFWに育つ可能性あり。
 ボランチの平川・福岡も、テクニック+視野の広さが素晴らしい選手。CBの瀬古・監物は、リオ世代の
 岩波・植田以上の大型CBに育つ可能性がある。他にもいい選手がいっぱいいるが、ワタシが感心する
 のは、彼らの多くが、優秀な「サッカー脳」を持っていること。ピッチ上で柔軟で正確かつ早い判断ができる
 ことだ。テクニックや身体能力も大事だが、それを活かすも殺すも「頭脳」。頭の悪い選手は、伸びない。
 彼らが、A代表に育った頃、それが日本サッカーの本当の「夜明け」かもしれないね。
    
  9月17日(土)
 
  ついに昨日から、AFC U−16選手権がインドを舞台に始まった。
 この大会でベスト4以上の成績を収めると、来年8月インドで開催されるFIFA Uー17W杯への
 参加資格を得られる、育成年代にとって重要な大会。4年後には、20歳になってるメンバーなので、
 当然、東京オリンピックにも引っかかってくる年代なので、注目度も大きい。

  このアンダー世代の世界大会は、植田や南野を擁してベスト8にまで進んだ2011年Uー17大会を
 最後に、日本はずっと参加を逃していて、育成年代の地盤沈下が、大いに叫ばれていた昨今。
 来年5月韓国で開催されるUー20W杯を狙う現Uー19(東京オリンピック世代)と共に、このUー16も、
 世界での経験値を得るためには、絶対に負けられない戦いなのだ。

  大会概要は、4チームづつ4グループに分かれてリーグ戦を戦い、その上位2チームがトーナメントに
 進出、その1回戦準々決勝を勝ち上がれば、準決勝つまりベスト4になり、本大会の参加資格を得る。
 日本は、初戦でベトナムに7−0と大勝。幸先の良いスタートを切って、グループトップに立った。
  グループA  インド・イラン・UAE・サウジアラビア
  グループB  日本・オーストラリア・キルギス・ベトナム
  グループC  韓国・イラク・オマーン・マレーシア
  グループD  北朝鮮・ウズベキスタン・タイ・イエメン

  GK 12青木 心      2000.06.09 184cm/73kg JFAアカデミー福島U18
     23大内 一生    2000.09.08 182cm/76kg 横浜FCユース
.      1谷 晃生      2000.11.22 187cm/78kg ガンバ大阪ユース
  DF 21作田 龍太郎  2000.05.05 162cm/61kg ヴィッセル神戸U-18
     19菊地 健太    2000.05.28 171cm/61kg JFAアカデミー福島U18
     16監物 拓歩    2000.06.02 186cm/74kg 清水エスパルスユース
.      5瀬古 歩夢    2000.06.07 184cm/70kg セレッソ大阪U-18
.      7菅原 由勢    2000.06.28 175cm/63kg 名古屋グランパスU18
.      3小林 友希    2000.07.18 180cm/67kg ヴィッセル神戸U-18
     20松本 凪生   2001.09.04 168cm/60kg セレッソ大阪U-15 
.      2桂 陸人      2000.09.16 161cm/63kg サンフレッチェ広島F.Cユース
  MF . 4平川 怜      2000.04.20 174cm/65kg FC東京U-18
.      8鈴木 冬一    2000.05.30 162cm/58kg セレッソ大阪U-18
     10福岡 慎平    2000.06.27 170cm/62kg 京都サンガF.C.U-18
.      6喜田 陽      2000.07.04 171cm/57kg セレッソ大阪U-18
     15上月 壮一郎  2000.12.22 179cm/65kg 京都サンガF.C.U-18
     17瀬畠 義成    2001.01.19 181cm/62kg JFAアカデミー福島U18
     22谷本 駿介    2001.03.07 170cm/64kg セレッソ大阪U-18
  FW 18山田 寛人    2000.03.07 180cm/69kg セレッソ大阪U-18
     11宮代 大聖    2000.05.26 177cm/67kg 川崎フロンターレU-18
     14棚橋 尭士    2000.07.12 169cm/60kg 横浜F・マリノスユース
     13中村 敬斗    2000.07.28 176cm/63kg 三菱養和SCユース
.      9久保 建英    2001.06.04 167cm/58kg FC東京U-18
 
  ベトナム戦先発メンバー
       山田  宮代
   中村          久保
       平川  福岡
  喜田  小林  瀬古  菅原
          谷
                         交代  小林→監物  福岡→瀬畠  喜田→菊地

  試合を見た感想だけど、想像以上にレベルが高いのにびっくりした。
 このチームが、このまま成長していけば、将来とんでもなくいいチームになるだろう。
 GKとCBに180cm台後半の選手を並べてるので、高さの心配はまずない。
 もちろん強さは、まだまだだけど、球際でしっかり体をぶつけるデュエルができているのもいい。
 パスワークも、芝が劣悪な割には良かったし、なによりそれにこだわらず、ロングボールも織り交ぜる
 戦い方のバランスが良かった。7−0になっても緩むことなく、しっかり最後まで勝ち切った試合運び。
 すべてが満点に近い、A代表のお手本にしたいくらいのナイスゲームだった。
 
  そして何より、個人個人の才能が活き活きと出ていること。話題の久保は、評判通りの才能だけど、
 それ以外の選手にも、すごく楽しみな素晴らしい選手がたくさんいるね。
 テクニックと強さと賢さを併せ持った選手がたくさんいる。
 これから体が本格的にできてきたら、きっといい選手になるだろう。
 この先の試合も楽しみにしているよ(^^)
 
  9月 7日(水)
 
  ロシアW杯2018アジア最終予選の2試合目、アウェーのタイ戦の結果は、2−0で日本の勝利。
 勝ち点3を得ると共に、他チームの結果と合わせ、グループ4位→3位へと浮上した。
 日本2−0タイ オーストラリア1−0UAE サウジアラビア2−1イラク
 
順位 チーム名 勝点 試合数 勝数 引分数 敗数 得点 失点 得失点差
1 オーストラリア 6 2 2 0 0 3 0 3
2 サウジアラビア 6 2 2 0 0 3 1 2
3 日本 3 2 1 0 1 3 2 1
4 UAE 3 2 1 0 1 2 2 0
5 イラク 0 2 0 0 2 1 4 -3
6 タイ 0 2 0 0 2 0 3 -3

  まぁとりあえず、首の皮1枚繋がって、今後に希望が持てる状態になったということ。
 しかし、試合内容や、他国の動向・力関係を見ていると、その道のりは、かなり険しい。
 ホームで順調に勝ち点を重ねたオーストラリアは、若手の活躍もあり、世代交代に成功したようで、
 このまま1位を突っ走る可能性が高い。2位のサウジアラビアは、3得点ともPKという「不気味さ」(笑)
 実力的には、日本の上をいくチームだとは思えないが、オイルマネーパワーが怖い。。
 日本は、最終ゲームでアウェーのサウジ戦を残しているから、そこまで引きづるようなら、危ない。
 そこへ行くまでに、2位以上を確定させておく必要がある。

  さて、タイ戦の感想。
 UAE戦から、スタメン3名を変更。大島→山口、清武→原口、岡崎→浅野。
 これは、新しく入った選手がそれぞれ活躍したから、成功だったと言える。
 守備では、出足鋭くボール奪取の得意な山口が入ることによって、カウンターの芽を早めに摘むことに
 成功。タイにほとんどチャンスを作らせなかった。この功績は大きい。
 原口・浅野も先制点・追加点と、FWの役目を結果として残した。
 特に原口は、守備でも効いていて、獅子奮迅の活躍。この日のMOMだった。

  攻撃面では、中央に寄りがちだったのが、サイド攻撃も活用。バランスが格段に良くなった。
 しかし、数多く作ったチャンスも、最後のシュート精度が悪く、決めきれないことが多かった。
 確実に決めてれば、5−0になってもおかしくない試合だったよ。今後は決定率を上げないと苦しい。
 10月の試合は、「名前」や「過去の実績」ではなく、コンデションの良否や「決めきれる勢い」が大事だ。
   <タイ戦メンバー>
              浅野→武藤
     原口→宇佐美   香川   本田→小林
             山口   長谷部
       酒井高  森重  吉田  酒井宏
                西川
  
  出場選手の採点&寸評(5点満点)(太字はMOM)
  GK 西川 4 唯一あった決定的な失点シーンを、冷静な判断でストップ。勝利に貢献大。
  CB 吉田 3 危ないシーンはあまりなかったが、カウンターに対する鈍足ぶりは危なっかしい。
     森重 4 不運なイエローはあったが、前への効果的な持ち出しなど、攻撃面でも貢献。
  SB 酒井宏 4 力強いサイド突破から、アシストにもなったクロスを連発。守備も無難だった。
     酒井高 4 左サイドを原口と共に効果的に崩した。守備も安定。
  IH 長谷部 3 浅野へのアシストはあったが、イージーミスもあり、衰えは隠せなかった。
     山口 4 攻撃への貢献はそれほどでもないが、守備への貢献大。存在感を一気に高めた。
     香川 2 トップ下で存在感を示せず。シュートの成功率も低い。チームの足かせになっている。
  SH 本田 2 追加点の決定機で空振り。もし引き分け以下だったら戦犯。長谷部と同じく劣化が顕著。
     原口 5 攻守に体を張ったアグレッシブなプレーがチームをけん引。MOMの大活躍。
  FW 浅野 4 スピードを活かしたゴールやプレーで存在感をアピール。レギュラー確保に王手か。

   10月のホームのイラク戦、アウェーの豪州戦が、最終予選を占う大一番になる。
 イラク戦は勝利あるのみ。豪州戦は最低でも引き分け。2試合で勝ち点4。これがノルマだ。
 そして、年内の最終戦、ホームのサウジ戦を絶対に勝つ。これで勝ち点10。サウジを逆転で2位以内。
 これが、年内の代表戦のノルマ。来年は厳しい中東でのアウェー戦がたくさん待っている。
 ここでこのノルマが達成されないと、、厳しい結果が待っているだろう。
 <現時点でのイラク戦希望スタメン>
           武藤
     原口   清武   岡崎
        山口   長谷部
   長友  森重  吉田  酒井宏
           西川

   本田・香川は一度外した方がいい。長谷部も外したいが、代わりがいない。。
 途中交代は、武藤→浅野、原口→宇佐美、岡崎→小林といった感じか。
 ボランチから後ろは、カウンターリスクを回避できる固いメンツで。SBは高さ対策で宏樹。
 トップ下は、プレースキックの精度と、つなぎ役の上手さで清武。
 FWは、体を張れて、守備にも前からガツガツ行ける3人。浅野・宇佐美はジョーカー役。
 これでスタートし、もしうまく行かなかった場合には、本田・香川の投入で流れを変えるのもあり。
 これで行ってみてほしいね。
    
  9月 2日(金)
 
  ロシアW杯2018アジア最終予選が、ついに始まった。
 ここで、最終予選のおさらい。
 最終予選に進んだ12カ国は、2つのグループに分かれて、1年間をかけてH&Aで対戦。
 最終的に、各グループの成績上位2カ国計4チームが、自動的にW杯出場権を獲得する。
 各グループの3位になった国は、プレーオフをH&Aで戦い、その勝者がプレーオフのアジア代表に。
 アジア代表は、北中米大会の4位チームと再びH&Aでプレーオフ。その勝者がW杯に出場できる。
 すなわち、アジアの出場枠は、最大で5か国ということになる。
  グループA  イラン・韓国・ウズベキスタン・中国・カタール・シリア
  グループB  日本・オーストラリア・サウジアラビア・UAE・タイ・イラク

  まず、グループの2位以内を目指して、広いアジアを右往左往しながら戦う1年間。
 その最初の試合が、昨日行われた。
 その結果は、グループA  韓国3−2中国 ウズベキスタン1−0シリア イラン2−0カタール
 @イランA韓国BウズベキスタンC中国DシリアEカタール
 まずは、当初の予想通りの順当な結果と順位になったようだ。

  翻って、日本の所属するグループBは、
 オーストラリア2−0イラク サウジアラビア1−0タイ UAE2−1日本
 @オーストラリアAUAEBサウジアラビアC日本DタイEイラク
 なんと、日本はホームで破れて4位発進。
 他はおおむね順当だったのに、ここだけが波乱の舞台になってしまった。

  しかし、結論から言えば、戦いは始まったばかりで、悲観することはない。
 日本は、残り9試合を全勝するくらいの力は持っているので、かえって面白くなったというべきだ。
 前回の最終予選は、最初の2連戦で連勝してしまったから、あとは余裕で見守るだけだったが、
 今回は、久しぶりにハラハラドキドキの最終予選らしい1年を過ごせるのではないか?(^^)
 ただし、次のタイ戦にまで負けてしまうと、話は変わってくる。尻に火が付いた形となり、
 ハリルホジッチ監督の解任騒ぎにも、当然なるだろう。そうならないことを願うばかり。。

  さて、UAE戦をふり返ってみよう。
 先発メンバーと交代選手は、次の通り(4231)だが、
 直前になって、柏木・昌子が練習中に怪我。昌子は離脱して急きょ植田が招集された。
            岡崎→浅野
     清武→宇佐美   香川   本田
       大島→原口   長谷部
    酒井高  森重  吉田  酒井宏
             西川
 
  試合は、前半早い段階で清武のFKから本田のヘッドで先制。幸先の良いスタートを切った。
 このまま押せ押せで追加点が取れていれば、楽勝になった試合だったが、
 不可解な審判の判定でゴール前でファールを取られ、そこからのFKで失点。
 流れが向こうに渡ってしまった。そして、後半、これも不可解なPKを取られて逆転される。
 必死に追いすがる日本。しかし、なかなか追いつけない。
 ようやく浅野の同点ゴールが決まったと思ったら、これまた不可解なノーゴール判定。
 そして、そのまま終了。なんとも後味の悪い、完全に審判に支配された試合になってしまった。
 普通にやってれば、2−1で勝っていた、最悪でも2−2で引き分けていた試合だったね。

  UAEは、さすが2か月以上も合宿してきたチームで、Uー17世代からロンドン五輪を経て、
 10年以上もほぼ同じメンバーと監督で作り上げてきたチーム。完成度の高さが半端なかった。
 それに比べて、日本はベストメンバーを組めない&コンデションのばらつきが目立ったね。
 加えて、審判団の4人全員が、同じアラブの産油国仲間で、金権国家賄賂上等のカタール人。
 見事なまでの「中東の笛」を吹かれてしまったよ。
 この恨み、どこで晴らそうか。。と思うほど腹が立ったね。
 でも、それもこれも、サッカー。その上で勝ってこその、サッカー強国だ。と思うしかない。

  出場選手の採点&寸評(5点満点)(太字はMOM)
 GK 西川 3 FK・PKの失点は仕方がない。最低限の仕事はしていた。
 CB 吉田 3 ゴール前のファールでFKを取られたが、あれは不可抗力。他はおおむね合格。
    森重 3 失点の責任なし。カバーリング・チェック・パスワークに大きなミスはなかった。
 SB 酒井高 4 前半は自重してオマルをしつこくマーク。後半は良クロスを連発。調子は良い。
    酒井宏 3 攻守に良く動いていたが、クロスの精度はいまいち。もうひと工夫欲しい。
 IH 長谷部 2 バランサーとして機能。しかしゴール近くの安易な横パスミスから、PKの原因を作った
    大島 3 もう少し勇気・大胆さが欲しいところだが、代表初出場にしてはよくやったと言える内容。
    原口 3 途中出場で中盤を活性化させるために奮闘。結果は出せなかったが、マイナスもない
    香川 2 シュートミスを含め中心選手として結果を出せなかった責任は大きい。
 SH 清武 3 アシストを含めFKの精度は大きな戦力。しかし、運動量不足で不満足な出来。
    宇佐美 3 途中出場でドリブルからアクセントをつけた。よもやPKゲットかという動きも。
    本田 4 先制ゴールも含め、中心選手として活躍。中盤でのキープ力もチームを支えた。
 FW 岡崎 2 主要FWとして結果を出せなかった責任がある。ワントップとしての資質にも疑問。
    浅野 3 リードされて引かれた中スピードを活かす場面は少なかったが、実質同点ゴールを決めた

  今回特に気になったのは、中盤の人材不足。バランサーの長谷部にも以前のような安定感はない。
 しかし、それ以上の人材もいない。本当に原口をボランチ役で使うのなら今からでも徹底して育てるべき。
 SHを兼任させるような中途半端な使い方は、本人にも迷いが生じるだろう。
 ポスト遠藤のコンダクター役も、柏木の次が大島しかいない現状は、苦しいね。
 共に、守備力に疑問があり、W杯クラスでは使えない可能性がある以上、他の選択肢も考えるべきでは。

  さて、6日アウェーで行われるタイ戦だが、コンデション的には、現状よりは良くなってるはず。
 直前合流してきた欧州組にも体力的な余裕が生まれるだろうから、言い訳はもうできない。
 ベストな布陣で何が何でも勝利を目指してほしい。
 敗戦後の今回は、アウェーといえども、引き分けは負けに等しい結果。勝利あるのみだ。
  <予想メンバー>
         浅野
   宇佐美  清武   本田
      大島    原口
  太田  丸山  森重  酒井宏
         西川

   アウェーとはいえ、タイに押し込まれる展開は考えにくい。
 チームに新しい勢いを生むためにも、どうせなら、これくらいのメンバーで、やって欲しい気がするね。